全てはこの男から始まった。2009年、約7800億円の赤字を計上した日立の社長兼会長を任されると、赤字の止血から、社会インフラ事業への資源集中に取り組み、わずか4年で、23年ぶりの営業最高益の更...
モノづくりの発想では勝てない。特集では、日立がこの10年取り組んできた改革を見てきたが、すでに事業整理の段階から、あらゆる分野で進むIoTの成長モデルへとシフトしなければならない。そのキーマンと...
売上高10兆円、従業員数30万人、日本が誇る巨大重電企業の日立製作所。リーマンショック直後に、史上最大の7800億円の巨額赤字を計上しながら、豪腕リーダーらの改革で蘇り、今やグローバルIoT企業との勝負に挑んでいる。ライバルだった東芝など、電機業界がこの10年で総崩れする中、日立はいかにして勝ち残るのか。その戦略と課題を追う。
日立製作所とKDDI総合研究所は、スマートフォンやタブレット端末のカメラで撮影した掌紋(手のひらの皮膚紋理)から公開鍵認証(利用者の電子署名生成と署名の検証)を行うPBI(公開型生体認証基盤)技術を開発した。
日立製作所とソニーは25日、国内家電の販売と顧客サービスの連携を強化すると発表した。第1弾として、日立の地域家電店でソニーのテレビを10月中旬から売り出す。家電事業を縮小したため品ぞろえを強化したい日立と、販路網を広げたいソニーの思惑が一致した。日立は自社ブランドの国内販売を打ち切る。