「片務的」と言えるほど楽天に有利な提携の背後 KDDI(au)と楽天が11月1日、業務提携を発表した。楽天は2019年秋に携帯事業に新規参入する際、KDDIの通信設備を利用(ローミング)する。KDDIは楽天の協力を得て通信以外のサービス事業を拡大する。 全国を網羅する通信設備の整備には1兆円以上のコストがかかるとされるが、今回の契約で楽天は2026年3月末までKDDIの設備を借りることができる。「片務的」と言えるほど楽天に有利な提携の背後には、三木谷浩史楽天会長兼社長のしたたかな戦略がある。 2018年2
ソフトバンクは9月28日、IoT(Internet of Things)デバイスにIPアドレスを割り当てることなくデータ通信を行える新技術「NIDD」(Non-IP Data Delivery)の商用環境での接続実験に、世界で初めて成功したと発表した。今後サービス事業者を募り、商用環境での試験サービスを始める。 NIDDは、IoTデバイス向けLTE通信規格「NB-IoT」向けに3GPPが新たに規格化した通信技術。インターネットプロトコルを使わず、IPアドレスの割り当てが不要なため、IoTデバイスを狙った悪
QRコードを使った決済サービス事業の動きが活発だ。LINEが3年間の手数料無料化を打ち出し、ソフトバンクグループも参入を発表。8月末にはアマゾンもサービスを発表した。相次ぐIT企業の参入について、法政大学大学院の真壁昭夫教授は「消費者の決済データを獲得することで、自社を中心とした経済圏の構築を狙っている」と分析する――。 アマゾンジャパンが8月28日、東京で公開したQRコード決済サービス(写真=時事通信フォト) アマゾンまでもが参戦するQRコード決済 8月29日、米IT大手アマゾンは国内でQR(Quick
ソフトバンクとヤフーの合弁会社「PayPay」(ペイペイ)は、バーコードやQRコードを使うスマホ決済サービス「PayPay」を国内で2018年秋に提供開始します。 Yahoo! Japan IDと連携し、PayPay専用アプリ・またはYahoo! JAPANアプリから利用可能。方式はユーザーがQRコードを読み取る方式と、レジがQRコードを読み取る方式の2つを提供します。 加盟店の決済手数料は前者の方式の場合、3年間無料としています。 日本のQRコード決済を巡っては、LINE Payも加盟店手数料の3年間ゼ
3つ目は、米GoogleのGmail、米Yahoo!、豪FastMailといったメールサービス事業者が、顧客向けのセキュリティ対策を維持する目的から、それぞれのメールホスティングサービスでSPF/DKIM/DMARCに対応したこと。4つ目は、一定の水準を満たすセキュリティ製品やSaaS製品を利用してSPF/DKIM/DMARCを導入できることだ。米ValiMail、米Agari、米Barracuda Networksといったベンダーが勢いを増しつつある。
グリーンキャブ、国際自動車、寿交通、大和自動車交通、チェッカーキャブ無線協同組合、日の丸交通のタクシー会社6社とソニーおよびソニーペイメントサービスは2月20日、ソニーのAI技術を利用した配車サービス事業についての意向確認書を締結したと発表した。
「ああいったサービスが含まれているならば値上げもしょうがないか」と思ってくださる。標準化のコストは結局そこで回収できることになるのです。GPSをオプションで搭載するだけなら誰でもできます。それを標準装備にして新たなビジネスモデルをつくるということが重要なのです。