「GAFA」の4社の時価総額は、日本のGDPの5割を超える。1980年代に「ジャパン・アズ・ナンバーワン」といわれた日本企業は足元にも及ばない。なぜここまで差がついたのか。神戸大学大学院の栗木契教授は「経営用語の使われ方の変化から、日米の根本的な違いが読み取れる」と指摘する――。 GAFAがビジネスモデルの形を劇的に変えた(写真はシアトルのアマゾン・ゴーの店舗 写真=iStock.com/SEASTOCK) 日米の逆転はいつどこで始まったのか 1990年代後半のインターネットの商用化以降、世界の成長企業の
箱根を訪れる観光客に人気の芦ノ湖の海賊船。2019年4月に新型船が就航する予定だ(筆者撮影) 小田急電鉄傘下で箱根エリアの交通機関を運営する小田急箱根グループが8月1日、都内で開いた記者発表会には多くの報道関係者が詰めかけた。打ち出したのは約100億円を投資し、新型観光船の導入や登山電車・ロープウェイの駅舎改修など、大幅なリニューアルを実施する計画だ。2020年開催の東京五輪・パラリンピック後の不透明な経営環境を見据え、今のうちからグループを挙げて一大観光地・箱根の競争力を強化する考えだ。 「ゴールデンコ
息子を不正合格させるため東京医科大学に便宜を図ったとして、受託収賄の疑いで文部科学省の局長が逮捕された事件。こうした不正はほかの大学でも行われているのか。フリーランス麻酔科医の筒井冨美氏は、「一部の医大が女子より男子の受験生を優遇していることは、医大関係者の間では常識になっている」と指摘する。医学部受験における「裏常識」とは――。 医学部受験「女子より男子の受験生を優遇」は本当か 逮捕された、文部科学省の前科学技術・学術政策局長の佐野太容疑者(58)(写真提供=文部科学省) 7月4日、東京地検特捜部は文部
インスタグラム上で、主婦を狙った詐欺が横行しています(写真:naka / PIXTA) 「インスタグラム(以下、インスタ)」上で女性、中でも主婦を狙った詐欺が横行している事実をご存じだろうか。今回は代表的な被害のパターンから主婦ばかりが詐欺業者に狙われる理由や、その回避策について解説したい。 インスタは近年、特に注目を集めるSNSの1つ。スマホで撮影した画像をフィルターで加工したり、加工した写真を投稿したりできるのが特徴だ。昨年「インスタ映え」が「忖度」と並び、「ユーキャン新語・流行語大賞」を受賞したこと
なぜ本人ではなく子どもの写真なのか。「子ども自慢」だけじゃない理由がありました。