マイクロサービスについて、前回はそのアーキテクチャの概要から利点、そして課題についてまとめました。第2回の今回は、マイクロサービスを構成する個別の要素(デザインパターン)を一挙に説明します。マイクロサービスを学ぶ上で避けて通れない用語たちを、ひとつひとつ、分かりやすく丁寧に解説しました。さらに、マイクロサービスが持つどの利点に結び付くかをセットで解説することにより、単なる知識の列挙を避けたイメージしやすい構成をとっています。紹介しているものはいずれも特定の製品などに依存しない核となる要素ですので、エンジニ
デザインを刷新した新型「プリウス」(写真:トヨタグローバルニュースルーム) 2015年12月に4世代目へと進化したトヨタ自動車「プリウス」。トヨタの新型プラットフォームとなるトヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー (TNGA) を採用した初めての車種であり、クルマとしての完成度は先代を大きくしのぐものとなっていた。 しかし、よくなった走りの面以上に話題の中心となったのは、その個性的すぎるエクステリアだった。トヨタのすべての販売チャネルで取り扱われ、老若男女問わず選ばれるプリウスに、ここまでチャレンジ
リコーは12月26日、人工知能(AI)モデルの学習速度を26倍高速化し、電力効率を90倍向上させる回路アーキテクチャを開発したと発表した。 この回路アーキテクチャは、AIの機械学習手法の1つである「Gradient Boosting Decision Tree(GBDT:勾配ブースティング決定木)モデル」を効率化するもの。GBDTは、データベースなどで構造化された大量データの学習に高い性能を発揮する。 応用先として、オンライン広告のリアルタイムビッディング(Real-Time Bidding)、Eコマース
AI向けプロセッサなどを手がける米Wave Computingは12月17日(米国時間)、「MIPS Open Initiative」を発表した。2018年6月に同社が買収したMIPS TechnologiesのMIPS命令セットアーキテクチャ(ISA)をオープンソースで公開し、MIPSの採用例増加を目指す。 ニュース オープンソース デベロッパー ハードウェア プロセッサ 末岡洋子 関連記事Linux Foundation、RISC-Vの開発と普及でRISC-V推進団体と協業
米MIPS、最適化した「
米Intelは12月11日(現地時間)、発表イベント「Intel Architecture Day」で、次世代プロセッサのマイクロアーキテクチャ「Sunny Cove」(コード名)を発表した。 Sunny Coveのプロセッサは10nmプロセスで製造され、「Xeon」および「Core」で採用される見込みだ。 現行のSkylakeより低いレイテンシでより多くの命令を並行して実行できるよう改善された。4つの予約ステーション、10のポートを持ち、1クロックサイクルで最大5つの命令を実行できる。 Intelはまた
VMwareは、Istioをベースにしたサービスメッシュを実現する「VMware NSX Service Mesh」を発表しました。 サービスメッシュとは、マイクロサービスアーキテクチャにおいて「サービス」と呼ばれる複数のソフトウェアコンポーネントが連係して動作するとき、サービス間の認証や通信の管理や暗号化、トラフィックやルーティングのコントロール、モニタリングなどの機能を提供するソフトウェアです。 Istioはサービスメッシュを実現する代表的なソフトウェア。 NSX S……
Western Digital(ウエスタンデジタル/WD)は2018年12月4日(現地時間)、オープンソースISA(命令セットアーキテクチャ)である「RISC-V(リスクファイブ)」を採用した ...
Serverless Confはサーバーレスアーキテクチャを用いたアプリケーション開発や運用の知見を共有すべく、グローバルで開催されているコミュニティイベント。東京での開催は ...
レビュー 7,000円でお釣りが来る「Athlon 200GE」を試してみた - 劉 尭 2018年9月28日 20
三菱ケミカルホールディングスのCDO(チーフ・デジタル・オフィサー)の岩野和生氏は、デジタルで会社を変えるために招聘された。伝統的な化学業界で、どうイノベーションを起こそうとしているのか。
米Oracleと米Intelは、JavaでSIMD(Single Instruction, Multiple Data)のベクトル演算をサポートするための「Vector API」の開発を進めている。コードの中でベクトル演算を簡潔に表現でき、サポート対象となるCPUアーキテクチャーでの実行時に最適なハードウエア命令へのコンパイルが可能となることから、パフォーマンスを大幅に向上できる可能性がある。
レビュー 32コアの怪物CPU「Ryzen Threadripper 2990WX」を検証。16コアの2950Xも侮れないコスパ 2018年8月13日 22
ニュース 年末登場の「Cascade Lake」は深層学習推論性能がSkylake-SPの11倍に ~2019年に14nmのCooper Lake、2020年に10nmのIce Lakeを投入 - 笠原 一輝 2018年8月9日 12
ニュース 東芝、Ethernetから直接アクセスできる「NVMe-oF SSD」試作機を開発 ~ランダムリード1,600万IOPSを実現 - 佐藤 岳大 2018年8月7日 17
サーバーレス・コンピューティングというのは特に新しいコンセプトというわけではない。しかしテクノロジーの進歩によって興味ある地位を占めるまでに成長してきた。デベロッパーはサーバーレス・アーキテクチャの価値を認めるようになり、全く新しいスタートアップ・エコシステムが構築される可能性が出てきた。 もちろんサーバーレスといってもどこかにサーバーは存在する。しかしデベロッパーはイベントのトリガーをセットするだけでインフラに関してはすべてクラウド任せにできる。クラウドのベンダーはコンピューティングパワー、ストレージ、
Linus Torvalds氏は6月3日、Linuxカーネル4.17のリリースを発表した。古いアーキテクチャのサポートが削除されるなど、コードベースのクリーンナップが進み、CPUスケジューラーの読み込み予測も改善した。 ニュース オープンソース デベロッパー Linux 末岡洋子 関連記事Linuxカーネル4.16リリース
Linuxカーネル4.15リリース、Meltdown/Spectreへの対処が組み込まれる
Linuxカーネル4.14リリース、x86_64環境でのメモリ上限が拡大される
Lin
後藤弘茂のWeekly海外ニュース Armの新世代フラグシップGPU「Mali-G76」 - 後藤 弘茂 (Hiroshige Goto) 2018年6月4日 06
freeeの価値基準の一つである、ユーザーにとって「本質的(マジ)で価値ある」ものを届けるということ。本連載ではそれに向かって、日々挑戦を続ける開発現場の事例をお伝えします。本記事では、freeeにおけるバックエンドの改善への取り組みである、Kubernetes on AWSによるアプリケーション開発・運用のモダン化について紹介します。
新開発の「Dracena」では車両ひとつひとつの処理単位(オブジェクト)に新しいデータ処理を並行で行わせることで遅延を無くしている。
IoT(インターネット・オブ・シングズ)システムの企画や要求で出てきた夢や希望を、より具体的な「絵」や「図」として描くのが、IoTアーキテクチャーである。だが、形になっていない企画や要求を絵にするのは、幻を描写するような難しさがある。
「1億円程度の資産で引退すると苦境に立たされかねない」と指摘する専門家がいる。本当に安全に引退するには結局、いくらの資金が必要で、どのようなポートフォリオを組むべきなのか。
先日、中国製CPU「龍芯」を搭載したノートを記事にしたところ、多くの読者から反響があった。その大半は、龍芯はMIPSアーキテクチャのCPUなのに、x86とARMで書かれたアプリをバイナリ変換して実行する「LoongBT」はどういう仕組みなのか、という疑問だ。
常時稼働のサーバーを持たずにシステム基盤を構築する「サーバーレスアーキテクチャー」の採用が、ユーザー企業の間で広がりつつある。特にIoT(Internet of Things)やモバイルのシステムで採用が目に付く。主な三つの課題に、サーバーレスアーキテクチャーの特徴が効果を発揮しやすいためだ。
マシン語がCPUでどのように走っているか理解できそう