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2005-05-18(Wed) [長年日記]
■ コードを読めない人々
今日の吉岡さんのBlogは、最近「コードも書かない人々」という話題で世間が熱くなっている事の紹介。私の回りにはスーツな人も沢山いるけれど、「少なくとも新入社員だった昔はコードを書いた(いや、無いとしてもコードが正しく動くかテストしたことが)ある人々なので少しは幸せなのかもしれない。
仕事の話をするのは、コードを書けなくても、せめてコードを読めるくらいの人々で有って欲しいと思った。
このblogで吉岡さんは自分の役目として、
さらに言うとスーツの人たちは優秀な技術者をいっぱい抱えているので、OSSに理解があろうがなかろうが、その優秀な技術者をOSS開発に参加させることがスーツにとってお得なことですよというような事を言ってリクルートをかけるのである。勘違いでもなんでもいいからスーツお抱えの優秀な技術者をこっち側に引っ張ってくるのである。相手の予算と資源を利用して勝負するという戦わずして勝利を収めるという名人芸を披露するのである。(ほんまかいな?)
[2005-05-16 最近はコードを書かない人なんだけど… - 未来のいつか/hyoshiokの日記より引用]
と書いている。なかなか楽しそうなミッションだ。
この中で「日本のスーツな人たちが優秀な技術者をいっぱい抱えている」という事だけど、日本のプロプラエタリな人々が、Apacheライセンスなどのオープンソースを利用している様子を見ている私の印象でも、先日の5月12日の「ミッションクリティカルとオープンソース」の「どーにかします、どーにかさせます、そのために高い金を払っているのだから」にあるとおり、原産地がオープンソースだろうか何だろうが、結局はソースをバリバリ読むなりダンプをバリッと解析するなりして「どーにかさせ」ちゃっていますね。この何でも治してしまう所を優秀と言うのかなぁ。
ちなみに、その成果でお客様からお金をもらうのは当然として、成果がコミュニティに還元とかされているかどうかは知らないです…
昨年度後半から忙しくて、役に立つ事を日記に書けていないせいが、一日のアクセス数も最盛期の5分の1(1500→300)になっている気楽さも有って書いてみた。
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