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2006-04-08(Sat) [長年日記]

航海計器実験だっけ、今でも大変なのかぁ

火曜日の1530にあるこの実験は、デッキでは最大の難関と呼ばれるだけあって、時間と労力のかかる単位です。

[某H実験のプリレポート作りでオオワラワより引用]

私の経験は15年とか前の話なので今とは違っているかもしれないけど、なつかしいので覚えている課題を上げてみる。

・ジャイロコンパス

正しい方向を示さなくなってしまったジャイロコンパスの故障箇所を見つける実験。

テスターで電圧をはかりながら故障箇所を見つけて、最後はちゃんと北を指すように修理する事ができて、なかなか楽しかった。

しかーし、4年の実習で青雲丸のジャイロコンパスが壊れた時、予備の天心球が、無くなっていて、結局は目的地のオークランドについて天心球が交換されるまで、ジャイロコンパスは治らなかった。

この時の教訓は二つ

1. 実験では、ケーブル切断のような故障だけど、天心球のようなメカニカルな故障もある事を忘れてはいけない

2. ジャイロコンパスが無くても、マグネットコンパスだけでも、太平洋は縦断できる。(1991年当時ではGPS衛星が全部整っていないためGPSでの24時間測位が不可能だったんだけどね)

・マグネットコンパス

マグネットコンパスの周りに船体磁気を打ち消す鉄板を入れて、正しい方位を指すようにする。あの実験機器は、どうやって船体磁気を出しているのか、いまだに疑問。

実験の時に、実際に船体が無いのに、船体磁気をどうやって出してしているのが聞いておくんだった。

・コンピュータ

当時は、たしかTK-85のワンボードマイコンでのプログラムだった。TK-85の発売は1980年だから、当時ですら10年近く使っていたのね〜 さすがに今では変わっているんだろうなぁ。

予習でP-ROMにサンプルプログラムのバイナリを焼いて行ったので一瞬で終った。

追加課題で「7セグメントLEDで、a, b, c, d, e, f...って文字を動かせ」なんて出たけど、中2でZ80ハンドアセンブルしていた身に取っては、サンプルプログラムにパッチするとかは朝飯前なので楽勝だった。

・その他

その他には、

-レーダ 回転を止めてAスコープ?にできるので、東京タワーとかを見る。

-六分儀 実験まで触った事無かったけど、遠洋航海では毎日お世話になる。

なんかが、ありました。

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