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2021-08-10(Tue) ゲームパッド(Gamesir T1s)をDebian Linuxにつなぐ [長年日記]

はじめに

数年前にトイドローンTelloを買ったときに、iPhoneのタッチより操作しやすいということで、Telloで使えそうなGameSir T1sというゲームパッドを買った。

Web上の情報では、Telloで使えるのは、GameSir T1dのようだったけど、これはTello用に特化してありBluethoothのみ対して、形が同じGameSir T1sは、USB有線・ドングル・Bluetoothに対応していて安かったので。

当時もAmazonで3,380円でT1sの方が安かったけど、いま調べてみても、GameSirオフシィシャルサイトで$39.99 vs $35.99とT1sの方が安い。ちなみに今日買うなら、最新というわけではなくドングルも内蔵できないけど、値段が落ちていてきていてSwitchなど現代ゲームコンソールにも対応しているGameSir T4 Proかな。

ちなみにTello自体は、使わずにいたら充電ができなくなくなって使えなくなったまま、ほっぽってある。

Debianのゲームパット関連パッケージ

Debianでは、ゲームパッド、ジョイパッドのテストをするjstest-gtkパッケージをインストールすれば、関連するjoystickパッケージなども自動的にいストールされる。

DebianのBluetooth設定

DebianのBluetoothは、ヘットセットをつなげたときに、bluemanバッケージをインストールして設定ずみ。

USBで接続する

有線の場合は接続すると認識される。

GameSir T1sをHOME+「X」で、Xbox360モードで起動した場合

$ lsusb

Bus 001 Device 081: ID 045e:028e Microsoft Corp. Xbox360 Controller

jstest-gtkでは、

DPADが2 左ステックが2 右スイックとLT,RTのマップを変更する必要がある。

ボタンは、0番からABXYLR[SELECT][START][HOME][L3][R3]の10番までの11個。

jstest-gtk

HOMEを長押ししている最中に「B」でAndroidモードで、再起動すると

Bus 001 Device 083: ID 05ac:022c Apple, Inc. Gamesir-T1s 2.13

と認識される。USB名称は一緒だけどデバイス認識IDのProductIDが少しづつ変わっている。

これはjstest-gtkで、マップを変えなくても確認できる。

アナログは、DPADが2 左ステックが0 右ステックが1 [LT][RT]の8軸。

ポタンは、0番からAB 2番なし XY 5番なし LR[LT][RT] [SELECT][START] 12番なし [L3][R3] 15番なし。

過去互換のためか[LT][RT]がアナログだけでなくボタンとしても認識されている。

HOME+A Androidモード(mouse?)では

Bus 001 Device 084: ID 05ac:2405 Apple, Inc. Gamesir-T1s 2.13

になり、ポタンマップはHOME+Bと同じ。

jstest-gtkで調べるとXbox360モードと、それ以外では、微妙にマップが変わっている事がわかる。

ちなみに、HOME+Y(iOSモード)だと、

Bus 001 Device 085: ID 05ac:044e Apple, Inc. Gamesir-T1s 2.13

と、USBとして認識されるけれど、ケームパット Joystickとしては認識できないようで、jstest-gtkに出てこない。

Bluetoothで接続する

Xbox360モード以外では、うまく接続できていない。

Xbox360モードであれば、普通にペアリングすれば、接続できる。

なぜかボタンマップは、有線のときのHOME+AやHOME+Bと同じで、有線のXbox360モードとは異なる。

ちなみに、GameSir T1sは、WindowsではBluethooth接続ができず、無線の場合には、内蔵のトングルを使う必要がある。

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