おのたく日記 YouTubeも始めました→
2024-05-19(Sun) [長年日記]
■ GitLab 17.0へのアップグレード時のOmnibus Dockerイメージのエラー解決
概要:
GitLab Omnibus Dockerイメージで、ci_pipelinesテーブルの制約ci_pipelines_pkeyを削除できないというエラーが発生しました。この問題は、他のオブジェクトがこの制約に依存しているため削除できなかったことに起因します。
gitlab-ce-1 | PG::DependentObjectsStillExist: ERROR: cannot drop constraint ci_pipelines_pkey on table ci_pipelines because other objects depend on it
gitlab-ce-1 | DETAIL: constraint fk_rails_a2141b1522 on table ci_builds depends on index ci_pipelines_pkey
gitlab-ce-1 | constraint fk_rails_a2141b1522 on table p_ci_builds depends on index ci_pipelines_pkey
gitlab-ce-1 | HINT: Use DROP ... CASCADE to drop the dependent objects too.
解決方法:
従属オブジェクト(外部キー)を特定し、削除しました。具体的には、以下の手順を踏みました。
1. docker compose gitlab-ce gitlab-psqlコマンドでPostgreSQLコンテナに接続しました。
2. 以下のSQLコマンドを実行し、従属制約を削除しました。
SQL
ALTER TABLE ci_builds DROP CONSTRAINT fk_rails_a2141b1522;
ALTER TABLE p_ci_builds DROP CONSTRAINT fk_rails_a2141b1522;
結果:
上記手順によりエラーを解決し、GitLab Omnibus Dockerイメージを正常に起動できました。
教訓:
今回の経験から、以下の教訓を得ました。
- GitLab Omnibus Dockerイメージでエラーが発生した場合、公式ドキュメントやフォーラムスレッドを参照することで解決策を見つけられることが多い
- データベースに重大な変更を加える前には、必ずデータのバックアップを取る
- 問題が発生した場合は、慌てず原因を特定し、適切な解決策を講じることが重要である
実は、解決方法をGemini 1.5 Proに聞いて、日記も書いてもらい。GPT-4でこの日記を構成してもらったんだけどね。
|