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2024-01-26(Fri) [長年日記]
■ TeamsでMute解除のために2キーマクロ可能キーボードを買いました。
ZoomではスペースキーでMute解除ができますが、Teamsの会議では特許の関係でミュート解除がCtrl-Shift-Mになっています。
マウスをクリックしたり、Ctrl-Shift-Mを押すのに時間がかかるので、一発キーでできそうなマクロ可能なキーボードを購入しました。
1つのキーで良いのですが、1つでも値段は変わらず、さまざまな種類があります。300円のものもありますが、送料が1,500円かかるものもあるので、Amazon Primeで1,299円のものを選びました。
キートップにCopyやPasteなどの文字が書いてあるのは気にしません。
■ ミニキーボードにマクロを登録する方法
AmazonのページにはWindows用のマクロ登録プログラムのURLが書いてあり、同梱のマニュアルにはQRコードが付属していますが、私はLinuxを使用しているので、
$ lsusb
...
Bus 001 Device 109: ID 1189:8890 Acer Communications & Multimedia
上記のコマンドを実行し、1189:8890を検索した結果、GitHubでkriomant/ch57x-keyboar-toolを見つけました。
README.mdによると、このタイプのミニキーボードはみなさんが1189:8890を使用しているようです。
ビルドおよびインストールツールとしてRustupというものが必要なようなので、Debianパッケージをインストールします。
$ rustup default stable
$ cargo install ch57x-keyboard-tool
上記のコマンドを実行すると、ビルドされたファイルが~/.cargo/bin/ch57x-keyboard-toolにインストールされます。
MINI KeyBoardはレイヤーがなく、横に並んだ2つのキーがありますので、以下のようなファイルを作成します。
orientation: normal
rows: 1
columns: 2
knobs: 0
layers:
- buttons:
- [ "<179>", "ctrl-shift-m" ] # 好きなキーに
knobs:
上記の設定をyour-config.yamlという名前のファイルに保存し、以下のコマンドで確認および書き込みを行います。
$ ~/.cargo/bin/ch57x-keyboard-tool validate < your-config.yaml # 確認
$ sudo ~/.cargo/bin/ch57x-keyboard-tool upload < your-config.yaml # 書き込み
これで簡単にMute解除ができるようになり便利です。
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