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2003-07-10(Thu) [長年日記]
■ [Blog] モノをつくろう…
昨日の梅田さんのコラムで、紹介されていた、田中良和さんのTanakayoshikazu.com「Googleは、第2のNetScapeとなるか?」で、
↓
・サービスを開発することは誰でもできるようになる
・技術よりも、プロデュース力が相対的に重要になる
の技術よりも、プロデュース力というのが、「やっぱり技術も必要だよ」って何か引っかかっていた。
それは、丁度、昨日の株価が10,000円を超えたというニュースで、投資家が、「10,000円超えて、ほっとしてます」とか、なんか数字しか見ていないのが非常にイヤで、「ニューヨーク市場が調子良いから海外投資家が日本に投資しているだけじゃん、こんなバブルで喜んでいないで、モノ作って売って儲けるべきだ」とか思っていた後だったからか、もしれないけれど。
そんな中、同じ昨日の梅田さんのコラムのトラックバックで、Michio SHIRAISHI's Official Websiteの「ソフトウェアやさんはどうしましょか」に
誰にも真似のできないソフトウェアを開発して、これまで人間ができなかった仕事をするソフトウェアを構築する、ってところではないかと
というコメントがあった。
「そうか、コモディティ化したソフトを組み合わせて、新たな世界を作り出すことが、これからなのか」と気がついた。
つまり、「既存の技術をプロデュース(まとめあげて)して、モノを作り出す力」が、これから大切になって行くと、考えていたから、先のコメントには、ひっかかりがあったんだ。
それには、高度な技術が必要だから…
■ 「暗号メールに画期的新技術? ベンチャー企業Voltageが新製品を発表」
http://internet.watch.impress.co.jp/www/article/2003/0709/voltage.htm
クライアントはフリーなので、インストールされていない人に送って平気だし、公開鍵が、バイナリ列ではなくて「相手のメールアドレスや電話番号、インスタントメッセージのスクリーンネーム」で出来るらしいので公開キー取得の手間が無くて便利。
公開キーと秘密キーは組で出来る筈なんだけど、どうやって、真似されない秘密キーが出来るのか不思議。
■ [Eclipse] NRI、「eclipse」などオープンソース関連ツールの日本語ガイドを無償公開
おーすばらしい。4月に出たeclipse 2.1でのJ2EE開発のための完全マニュアル。Lomboz 2.1 pach02を使ってJ2EE開発する手順が、リモートdebugのやりかたまで書かれている。
まー知っている人には当たり前な事だけど、これからeclipseでJ2EE開発始めたい人には、WSADと違って、全部フリーで出来るeclipse+Lombozなので、便利な資料となるだろう。
EJBの開発解説が書かれているであろう、近日公開の"「eclipse 2.1 利用ガイド」(WebSphere5.0 編) "が楽しみ。
参照: オブジェクトワークスとオープンソース「公開ドキュメント」
http://works.nri.co.jp/solution/index4-2.html
参照: オブジェクトワークス
http://works.nri.co.jp/
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