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2004-07-28(Wed) [長年日記]

CPUのマニュアル

今日の吉岡さんの日記は、「Intel Manualの読み方」 インテルのIA-32のPDFのマニュアルは無料で読めるそうです。

Z8000マニュアル

英語のCPUのマニュアルというと、中学(APPLE][を買う前だから1982年ぐらいか?)の頃に、渋谷の丸善でZilogのZ8000のインストラクションマニュアルを見つけて、当時覚えたZ80 CPUの次で分かりやすそうなので買って通学途中の電車の中で読んだのを思い出す。

洋書だったので8,000円くらいしたんだけど、結局Z8000は、中学生が簡単に手に入れて使えるものではないので、「やっぱり16bit CPUは、レジスタが大きいのね」とか「LDは、そのままなのか、キャリーフラグも同じか」とか、読んで楽しんで終わりで実機を触る事はなかったんだけど、そのマニュアルには8bit CPUのZ80で出来ない、キラキラした機能が沢山書いてあって、喜んで読んだ。

なんて懐かしくなって「Z8000の情報なんて、もうないんだろうなぁ」と思いながらGoogleしたら、沢山情報があって、また驚いた。

日本語: Zilog Z8000 CPU

http://www.kranenborg.org/z8000/z8002.jpg(The Z8000 / Z80,000 / Z16C00 CPU homepage)」には、Scanされたマニュアル

Z80,000 CPU Preliminary Technical Manual (The Z8000 / Z80,000 / Z16C00 CPU homepage)

なんてもあって、びっくりだ。実は中学時代に読んだマニュアルもあるのではないかと、探してしまった。

80286

Z8000のマニュアルは、結局は役に立たなかったんだけど、本物のマニュアルではなくて解説書ならば、こちらの本が役に立った。


4274073491

この本を読んでセグメント(セレクタ)・レジスタの意味が分かって、なぜNECが出していたPC9801用のAT&T UNIX、PC-UX/V Rel2.0でメモリ保護が出来るのか理解できる助けになったし、


4274073815

と併せて読んで、80286でなくて80386が必要だと思えたから、自分のマシンとして16bit CPUマシンを買わず32bitの386を購入する事ができて、あとでdjgcc(MS-DOS上で32bit gccを使える)が使えて、すごく幸せだった。

もちろん、そのあと同じマシンでLinuxできたし! ちなみに私が1991年当時選んだのはJ3100SX-P(386SX 16Mhz 40MH-HDD)です。

懐かしいLSI達

ここで、参考としたページ「IC collection」には、

・1982年にPC-6001の音源としてついて、「ヘリコプタ」の音を出して喜んだ。GI AY-3-8910

・1985年ごろだろうか? APPLE][につないでROM Writerなどを作った。Motorola MC6820 PIA

ちなみに焼いたP-ROMは、Intel 2716Intel 2764ですね。

・1990年だと思うけど、文豪mini5Eに二台目のフロッピーディスクドライブとして5inch 2DDドライブを付けたくて調べた NEC uPD765

などなど、すごく懐かしいLSIの写真と解説が並んでいた。

そういえば、日本語でインストラクションガイドが入るが嬉しくて、NECのセカンドソースしているLSIのインストラクションガイドは、bit-innで買ったんだけど、いまや、NECのショールーム兼販売店のbit-innで、なくなっちゃったような気がする。さびしいなぁ

[リンク] 「気まぐれなる日々」よりリンク

7月20日の日記『WindowsのJavaVMで何故2GBまでしか使えないかの理由』」へリンク。

「今のプロジェクトは1GBほど割り当て調査してました。」ってことです。

そー最近のJava VMへ1GBとか普通に、なってきてますよね〜

SolarisでのJavaVMの話ですが、性能を出すために「JavaOne 2002 TS-2009 Application Server Performance Tuning」で、「3.5GBを割り当てる」なんて聞いたときには、「やっぱりSolarisで動かすものは違う」と思ったものですが、そろそろ「Windowsじゃメモリ足りなくて辛い」時代かもしれない。AMD64とか、手を出さないとだめかなぁ〜

参考: JavaOne 2002 TS-2009 Application Server Performance Tuning PDF (JDCへの無料登録必要)

JavaOne 2002のTS-2009関係では

2003年1月16日の日記 パフォーマンスチューニングするJavaVM option

2003年2月21日の日記 @ITのGCチューニング記事との比較

で出てきている。

Java性能

Sunがドキュメントを纏めている

Java Performance Documentation この中の一番下に

Performance at JavaOne SF 2002 が有って、上のTS-2009も列挙されている。

Performance at JavaOne SF 2003 は、読まなきゃ。

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