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2004-06-07(Mon) [長年日記]

Re: 日本には天才プログラマ不要論

5月19日の日記の「日本には天才プログラマ不要論」に、コメントを頂いていたけど、カゼ引いて調子が悪かったので、そのままになっていた。結局、Gacanさんは、「天才的プログラミングというのは職人芸的芸術性のあるコーディニスト」という意味で、天才プログラマの意味を使っていたのでした。

「天才プログラマ」というのは、複雑な要求だったり、過去とのしがらみで怪奇なコードになってしまったものを、ずばっと、バリバリっと、実装して動く物にしてくれる人の事を、私は指していました。

また、私の言うところの天才プログラマは、職人気質で頑固だったり、書いたコードが芸術的な美しさを持つなんてことは無く。複雑な物を分かりやすいコードに落とし、尊敬できる人格の人では無い人をイメージしていました。

もちろん天才プログラマが書いたコードを後から、普通の人が追っていくと、時間は倍以上かかるかもしれないけれど、ちゃんと理解できて、保守も出来るし、さらにはコピーしたり真似したりして再利用も可能。そんな漢字でした。

だから、話が通じなかったのですね。ハッカーがクラッカーと混同されるように、「天才プログラマ」についても、人それぞれで違うんですね。

「コードの大変な部分1割に9割の工数が掛かる」とか良く言われるように、問題の部分は全体に渡ることは少ないので、重要な部分を天才プログラマが一人に片づけてもらい、後の平穏無事な場所は普通の人でなんとかすれば、プロジェクトが上手く進む事が出来ますよね。実際に、そうやって火事場プロジェクトから脱出したことがあります。

_ わんこ日記 (2004-06-06(Sun) 16:04)

私のイメージしている「天才プログラマ」について、ちょうど、良いサンプルが出ているコラムを見つけた

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