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2010-06-16(Wed) mozcのソースがupdateされた(0.11.383.102) [長年日記]

[Mozc][Debian][Ubuntu] mozcのソースがupdateされた(0.11.383.102)

オープンソース版の変更点

クライアントに SCIM 版を追加しました。

郵便番号辞書を生成する仕組みを追加しました。データは一次配布元より入手する必要があります。

ibus-mozc.deb から GUI ツールへの依存がなくなります。GUI ツールを利用する場合、明示的にインストールする必要があります。

Chromium OS 向けの設定のための変更を加えました。

[Google 日本語入力の開発版をアップデート(0.11.383.10x)より引用]

ということで、mozcのソースもupdateされて、SCIMにも対応したと言うことなので、早速、SCIM関係で必要な開発用のパッケージをインストールとして、mozcの新しい版をビルドした。

$ sudo aptitude scim scim-dev

$ cd src

$ svn update

U build_tools/codesign_mac.py

U build_tools/build_tools.gyp

..

U client/session.cc

U client/server_launcher.cc

U build_mozc.py

リビジョン 30 に更新しました。

$ debuild -uc -us

四個のパッケージが出来た。

mozc-utils-gui_0.11.383.102_i386.deb

mozc-server_0.11.383.102_i386.deb

scim-mozc_0.11.383.102_i386.deb

ibus-mozc_0.11.383.102_i386.deb

とりあえず、ubuntu 10.04 LTSでは mozc-server, ibus-mozc,mozc-utils-guiパッケージをインストールした。

Debian squeeze(testing) amd64では mozc-server, scim-mozc,mozc-utils-guiパッケージをインストールした。

普段はX11でもemacsでもanthyを使っていて、teratermでsshで入ったときにもemacsで漢字変換しているから、「これでmozcも使えるぞ!」と一瞬、早合点したけど…

よくよく現在の設定をみたら、X11ではscim-anythだけど、emacsからはanthyサーバと話していて、SCIMを使っていなかったので、ダメだった。

そうそう、郵便番号辞書がつかえるようになったらしいけど、「私家版Mozc辞書」を組み込んでしまっているので試していない。

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