NECの顔認証技術が2020年の東京オリンピック・パラリンピックのセキュリティ対策として採用されることになった。その発表会見を聞いて感じたのは、最も有効なのは“抑止効果”ではないか、と。ならば、大いに喧伝すべきである。
「起立!」――クラス委員の声に教室で全員が起立し数秒後、「着席!」の声とともに座る。立っている数秒間に3つのカメラが出席者の顔認識を行い、全員の出席確認を完了する。最新IT技術を導入する浙江省杭州市拱墅区にある杭州第十一中学の朝の光景だ。
Facebookは、今週から全世界のユーザーに対してプライバシー設定の見直しを促すプロンプトをFacebookアプリ内に表示する。そこでは広告ターゲティングから顔認証まで、Facebookが様々なプロダクトでユーザーの個人データをどのように使っているかを確認するようユーザーが依頼される。
この改訂規約とユーザー設定の確認は、新たに制定されたデータプライバシー規制であるGDPRを受けてEUのユーザーに配信されたものに準拠している。
ただしEUユーザーは、Facebookを使い続けるためには新しい利用規
パナソニックが顔認証で攻勢をかけている。新システムのキーワードは、知的なカメラとエッジ処理。顔画像のベストショットをカメラ側で切り出してシステムに送れば処理速度が上がり、1分1秒を争う警備に役立つ。
アップルが次期iPhoneの試験生産を、早ければ2018年第2四半期(4〜6月)に開始するとの噂が報じられています。台湾の製造業界誌DigiTimesが台湾に本社を置くIC設計会社からの情報として伝える記事によると、昨年のiPhone Xでの3Dセンサーモジュール(顔認証機能「Face ID」に使用)製造における初期の歩留まり率の低さを繰り返すのを避けるため、とのこと。
穴吹ハウジングサービスとNECソリューションイノベータは、マンション住民の地域とのつながりや利便性をサポートするプラットフォーム「ハピット」の提供を開始すると発表した。
パナソニックは新たな顔認証システム「FacePRO」を構成する「顔認証サーバソフトウェア」を発売する。角度がついた顔画像や、サングラスなどで一部が隠された画像でも照合可能。カメラで顔認証に最適な画像を狙って撮影し、必用な画像のみをサーバに転送する機能も開発した。
去る2017年9月12日に行われたプライバシーフリーク・カフェのもようをお届けします。この原稿は当日の鼎談を元に加筆・修正を加えたものです。メインの話題となったのは「マンボウ機構」こと全国万引犯罪防止機構による顔認証を使った万引犯情報の共有の是非について。ちょうど、ここ最近話題となっている「ドタキャン防止システム」を考える上でもたいへん助けとなる議論です。