現金での決済比率が高い日本は、キャッシュレス化の分野で海外に後れを取っている。この課題を解決する上で、決済インフラの中核を成す銀行はどんな役割を果たすのか。4月に全国銀行協会(全銀協)の会長に就任した、藤原弘治・みずほ銀行頭取に話を聞いた。
みずほフィナンシャルグループ(みずほFG)、みずほ銀行、東邦銀行は共同で、スマートフォン用決済アプリを活用したキャッシュレス決済の実証実験を福島県内で開始する。キャッシュレス決済の実用化に向け、利便性や効率性、運用コストの削減などについて検証する。
ATMは銀行窓口の省力化と利便性をアピールするツールとして増加を続けた。
ドイツで行われた支払いのうち現金が使われた割合が半分を割り込んだことが15日までにわかった。ドイツ連邦銀行(中央銀行)の調査で明らかになった。独連銀によれば、現金での支払いが過半数を超えなかったのは初...