今年のスモーカーズコーナーも、これが最後になった。毎年、毎年、テーマを少しずつ変えながら、タバコをテーマにエッセイを書き、そのあとで、本稿にうつるというものだ。今年も大きな反響を頂いており、読者諸賢には感謝申し上げる次第だ。 ※写真はイメージです(写真=iStock.com/TkKurikawa) ※本稿は、プレジデント誌の連載「リーダーの掟」に一部加筆したものです。また12月19日9時の配信時、記事の後半部分が別の記事と差し替わっていました。訂正します。 以前は、タバコが持つコミュニケーション能力を高め
年の瀬は「忘年会」のシーズンだ。忘年会にはどんな「大人力」が必要なのか。コラムニストの石原壮一郎さんは「会社がらみの宴会には無数の“落とし穴”があります。宴会を制するものは仕事や人間関係を制すると言っても過言ではありません」という。宴会時に自分の株を上げる・下げる言動とは――。 ※写真はイメージです(写真=iStock.com/hironakajima) 忘年会で「今日は無礼講だー」を信じる人は残念すぎる 忘年会シーズン真っ只中。とくに会社がらみの宴会には、さまざまな困難や無数の落とし穴が待ち構えています
東京都世田谷区の名門女子校「鴎友学園」では、「3日に1度」の頻度で席替えを行っている。なにが狙いなのか。44年間、女子教育に献身してきた吉野明名誉校長は「席替えを繰り返すことで、小さな集団でまとまらず、クラス全体が自然な形でまとまる。これは女子の集団の作り方にあっていると思う」と説く――。 ※本稿は、吉野明『女の子の「自己肯定感」を高める育て方』(実務教育出版)のCHAPTER2「知っておきたい女の子の特性」の一部を再編集したものです。 なぜ3日に1度の席替えが、10代の女子にとって「安心できる環境」を生
会社員を辞めてフリーランスになる人が増えている。稼ぎが青天井となる可能性もあるが、収入0円になるリスクもある。ファイナンシャルプランナーの井戸美枝さんは「独立を考えているという人でも、社会保険、税制、年金制度など、会社員との違いを理解していない人が多い。勢いで辞めると大変なことになる」と指摘する――。 1119万人も……フリーランスで働く人が増えている ここ数年、フリーランスとして働く人が増えています。 ※写真はイメージです(写真=iStock.com/selimaksan) クラウドソーシング大手のラン
堅実な副収入をつくるにはどうすればいいのか。3年前に不動産投資をスタートさせた43歳のワーママは、現在5つの物件を保有し、年200万円を稼いでいる。20代から貯蓄も続けており、金融資産は5000万円を越えているという。なぜ会社員を続けながら。不動産投資に手を出したのか。リスクとリターンの実際について聞いた――。 ※本稿は、雑誌「プレジデントウーマン」(2018年8月号)の特集「貯めてる女性たちの『1日・1週間・1年』」の記事を再編集したものです。 会社に勤めながら40歳で不動産投資をスタートした女性 首都
「よく頑張った」と、努力に報いる「言葉の対価」を給料に添えれば、仕事を楽しくすることに役立つかもしれない(写真:EKAKI / PIXTA) 「報酬」と「給料」は、それぞれどのようにして人の能力向上に貢献するだろうか。この話題を有意義に議論するためには、社会のシステムと脳のシステムの両方を理解している必要がある。脳科学者で医学博士/医師の立場から論じたい。 「報酬」と「給料」の性質の違い まず、社会のシステムの話をしよう。報酬と給料の性質の違いとして、よく使われる説明は、「成果に報いる対価が報酬」で、「努
副業には慎重だった大企業だが、「申請をすればOK」という会社がちらほら出てきた。今後、副業OKの大企業が続出すれば、「副業マーケット」ができあがるわけだが、当の大企業社員たちは、何をすればいいのかわからないし、やりたいこともない、仕事をくれそうな相手もいない、というケースが多いだろう。こういった状況は、大企業社員が持っているスキルを利用したい中堅中小企業にとっては、チャンスかもしれない――。 ※写真はイメージです(写真=iStock.com/UberImages) 「待遇のいい中小企業」なら、人が獲れる
AIの進化が人類にとって思わぬ事態を呼ぶかもしれない(写真:metamorworks/iStock) たとえば「やがてはAI(人工知能)が人間の能力を超える」とか、あるいは「2045年には人工知能は人間の脳を超えるシンギュラリティ(技術的特異点)に到達し、人間の仕事がAIに奪われる」など、AIと共存する未来についてはさまざまな推論が存在する。 しかもそれらは少なからず「常識」のように思われている節があるだけに、私たちは時として漠然とした不安に襲われたりもする。「いつか自分の仕事がなくなってしまうのではない
人生100年時代、定年後の資金計画に不安が増す。そんな現役世代の頭をよぎるのが「稼げる資格」。絶対安心からお手軽な資格まで、あなたに一番合った資格取得への道を探せ! 未来の自分のために、いまから始めよう 資格は、会社から独立するときや、定年退職後の稼ぎ口を考えるときに武器となるもの。だが、いつ、どのタイミングで、どのような資格を取るべきか。資格コンサルタントで、自身も520を超える資格を保有する鈴木秀明氏はこう話す。 写真=iStock.com/Sidekick 「資格が必要になってから急に勉強し始めるの
東京大学の調査によると、東大生の親の6割以上が世帯年収が950万円以上。収入の少ない家庭が、子どもを東大に行かせるのは不可能なのか。プレジデント編集部では年収250万円の家庭から「東大」に進学した大手IT企業の男性社員に話を聞き、通常とは違う“意外な進学ルート”を取材した。「プレジデント」(2018年8月13日号)の特集「年収400万父さんの極上家計簿」より、記事の一部をお届けしよう――。 高専→九大→東大院、内申点で勝負に! 小平幸雄さん(仮名)は九州南部の母子家庭で育った。母は体が弱く、一緒に住む祖母
企業を相手に仕事をしている人なら、多かれ少なかれ、「厳しい客」に鍛えられた経験があるだろう。「厳しい客」とは、言うことは言うが出すものは出すという客のことだ。一方で、言うことだけ言って、出すものを出さない客もいる。こういった「悪い取引先」に関わると、時間もお金もムダになる。いち早く、「厳しい客」と「悪い取引先」を見分けることが大切だ――。 写真=iStock.com/chachamal(イメージです) 「条件に応じれば、仕事が取れる」という誘惑 発注する側の強みから、過度な値下げ要求を行い、相手企業の付加
思い描いているようにコトは進みません(写真:takasuu/iStock) 独立して会社をつくっても、すぐに潰れる会社は少なくありません。「なぜ独立して失敗する人が多いのか?」「なぜ起業して3年で潰れる会社が続出しているのか?」「どうすれば会社を潰さずにすむのか?」――。『起業3年目までの教科書 はじめてのキャッシュエンジン経営』の著者、大竹慎太郎さんが解説します。 志の高い友人とITベンチャーを立ち上げた これはある若者の話だ。彼は大学4年生の夏に、志の高い友人たちとともに、ITベンチャーを立ち上げた。
「MBA(経営学修士)は、現実のビジネスには役に立たない」。そう公言する人は少なくない。実際に学生が集まらず、募集停止に追い込まれた大学院もある。しかし同志社大学の加登豊教授は「MBAが役立たずなのではなく、取得者や派遣者がMBAを役立てる方法を理解していないだけだ」という――。 頭でっかち、転職……MBAへの否定的な意見 今回の一穴=MBAは諸悪の根源だと思っている 何をいまさらと思う人も多いかもしれない。いまの若手・中堅社員にはMBA(Master of Business Administration