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2010-05-06(Thu) 10.04にupgrade [長年日記]
■ [Ubuntu]10.04にupgrade
Ubuntu 10.04 LTSがリリースされたので、おうち新マシン(D510MO)に入れてあるUbuntuデスクトップ 9.10からupgradeを行った。
Debianではtestingを使っているので、毎日がupgrade状態だけど、Ubuntuではupgradeをやったことが無かったので気が引けていたけど、[システム]-[管理]-[アップデートマネージャ]と[システム]-[システム管理]-[日本語環境セットアップ・ヘルパ]で簡単にupgradeできる事を知ったのでやってみた。
upgrade手順
1. [システム]-[管理]-[アップデートマネージャ]を起動して「Ubuntuの新しいリリース'10.04LTS'が利用可能です」と、「アップグレード」ボタンが現れている事を確認する。
2. これならば「簡単だ!」とアップグレードしてはいけない。Upgradeする前に全てのアップデートをインストールしておく必要があるということなので、「アップデートをインストール」ボタンを押して全てのアップデート行う。
3. その後におもむろに「アップグレード」ボタンを押す。
ここで、「残り2時間」とか表示が出たので、このままで、自動的に進むのかと思ったら違った。ここで寝てしまったため、朝起きて画面をみたらインストールが途中で入力待ちになっていて、まだインストールが終わっていなかった。途中に入力を求められるパッケージが有るので注意。
4. [システム]-[システム管理]-[日本語環境セットアップ・ヘルパ]を起動する。
5. [システム]-[システム管理]-[日本語環境セットアップ・ヘルパ]の再起動を促されるので再起動して、日本語化が必要なパッケージを選択してupgradeする。
これで、一応Ubuntu 10.04 TLSになるのだけど、再起動するとX11の画面が変だった。
どうやらGnome関係の設定ファイルの移行がうまくいっていないようなので、
compiz/
config/
dmrc
esd_auth
evolution/
fontconfig/
gconf/
gconfd/
gnome2/
gnome2_private/
googleearth/
grdc/
gstreamer-0.10/
gvfs/
icons/
kde/
local/
macromedia/
mplayer/
nautilus/
pki/
rdesktop/
spumux/
themes/
thumbnails/
tsclient/
xine/
を消してログインしなおしたら、きれいな画面が出てきた。
ここで、一応使えるようになったが、3D desktopのcompizはまだ有効になっていなかった。
$ glxinfo|grep -i direct もエラーになるので、X11サーバの設定がまだ足りていないのだろうと思って # service gmd stop;X --configure などを繰り返していたら、自然治癒して
$ glxinfo|grep -i direct
direct rendering: Yes
とXサーバのdirect renderingがうまく動くようになったので、[システム]-[管理]-[外観]の設定で「効果」を有効にしてcompizを使えるようにした。
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