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2008-05-05(Mon) jwchatインストール [長年日記]

[Debian]jwchatインストール

jabber(XMPPプロトコル)で、Google TalkがIMサーバ間の接続をサポートしているということなので、XMPPに興味が出てきたので、AJAX Web Clientのjwchatパッケージをインストールしてみた。

XMPPサーバは、jwchatパッケージが推奨しているejabberdパッケージを使った。

XMPPサーバ設定

dkpkg-reconfig ejabberdをして完了。jwchatから利用されるhttp_pollの設定は初めから開かれていた。

Google Talk!などの外のXMPPサーバとやりとりするときには、TCP 5269 portをあけておくこと。

※本当はXMPPサーバの位置を教えるのにDNSのSVRレコードを使うのだけど、まずはAレコードでも代用できる。

#外のXMPPクライアントから操作するならばTCP 5222 portも開けるんだけど、今回は外から利用することはないので閉じたまま。

XMPP Webクライアント設定

XMPPクライアントは、ディスクトップで使うならば、lennyでGaimから移行されたpidginパッケージが、XMPPプロトコルだけではなくて、Yahoo!, MSN…に対応しているから良いが、今回はWebで利用したいので、jwchatパッケージを使った。

まずは、/etc/jwchat/config.jsでejabberdのhttp_poolを利用できるように

{

name:"Native Polling",

description:"Ejabberd's native HTTP Polling backend",

httpbase:"/http-poll/",

type:"polling",

servers_allowed:[SITENAME]

},

のコメントを外す。

おうちではapache2にSSLもやらせているので、Apacheの設定(mirara:/etc/apache2/sites-available/jwchat)を少し書き換える必要があった。

※サーバ名称の変更やindex pageにDigest認証など手を加えた。

XMPP総括

これで、おうちのjwchatを利用して、おうちのXMPPアカウントからGoogle Talkのメンバーと通信が出来るようになった。

ただ、jabberパッケージだと、Yahoo!やMSNと接続するTransportがdebパッケージになっているようだけど、ejabberdパッケージでは、まだトランスポートのdebianパッケージが出ていないようなので、まだYahoo! Messengerなどとはやりとりができていない。

かといってjabberにしてしまうと、jwchatとの接続で必要なhttp_pollがサポートされていないようだし…

さらに、jabberはバージョンアップされてjabberd2パッケージが出てきているようなので、新バージョンやトランスポートのパッケージ化に期待。「自分でコンパイルしろよ」ってか(_o_)

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