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2007-08-06(Mon) プログラム書法 [長年日記]
■ プログラム書法
吉岡さんの会社のblogで、K&Rの「プログラミング言語C」から始まってプログラムを学ぶための本の話で盛り上がっているので、私がプログラムを学んできた思い出をつらつらと書いてみることにする。
私が「K&R」を読んだのは高校2〜3年の頃。「C言語は、すばらしいらしい」という噂を聞いて本は読んだんだけど、当時は、まっとうなCコンパイラも持っていなかったので実際には動かすことはできなくかったけど、「i++;で、Z80アセンブラのINC HLってかっちょいい〜。 Cコンパイラは無いからTURBO PASCALのincr(i)で我慢さ。」なんて感動していたのが懐かしい。 (ちなみに右で紹介しているのはANSIに対応した第2版 これも翻訳されてすぐに買って読みました)
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この流れで、だれに薦められたのかは忘れたけど、次々と読んで行ったのが「プログラム書法」と「ソフトウェア作法」で、これらの本でバグの少ない・読みやすいプログラム設計について学んだような気がする。たしか読んだのは大学に入ってすぐのころ。
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その後の1990年代前半になると、いまやGNU Cを使えば、どのOSでも同じように動いて当然な感じになっちゃったけど、同じCでもOS毎に文法からして違いがあったりしたので「ポータブルCプログラミング―移植性を考えたプログラミング技法」が気持ち的に役に立ったような気がする。4810185036
今だと、こっちかな?
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あと吉岡さんが紹介してる「プログラミング作法」は読んだのか忘れた。なぜって、これらの本はみんな実家の本棚に置いてきてしまったから… 4756136494
そうそう、その当時は、「プログラム言語○○」って本が出ると喜んで読んでsed, awk, perlなどを覚えていたんだけど、その中の「プログラミング言語AWK」は、読んでから十年近く経った21世紀に入ってから、この本を翻訳した足立さんに、ひょんな事で出合って「AWK本を訳したのは私」とご本人に言われてから気がついて、その奇遇にビックリした。4901280406
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