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2017-08-18(Fri) [長年日記]
■ [Debian] opensslパッケージ 1.1.0f-4からTLSv1.2のみ
Debian testing(10 buster)で、なんか接続出来ないクライアントが出てきたと思ったら
* Disable TLS 1.0 and 1.1, leaving 1.2 as the only supported SSL/TLS
version. This will likely break things, but the hope is that by
the release of Buster everything will speak at least TLS 1.2. This will be
reconsidered before the Buster release.
[http://metadata.ftp-master.debian.org/changelogs/main/o/openssl/openssl_1.1.0f-4_changelogより引用]
ということで、opensslパッケージは、SSLv3はもちろんTLSv1.1ですら受け付けず、TLSv1.2のみになった。
しかたがないので、うにょうにょしたけど、stunnelは、相手側のstoneがTLSv1なので、
;sslVersion = all
sslVersion = TLSv1
[/etc/stunnel/oyo.cnfより引用]
として、なんとか接続出来るようにした。
■ [Stone] Windows版 stoneのTLSv1.2対応
そもそも、TLSv1.2対応が出来ない原因はクライアント側のWindowsのstone.
出回っているTCP UDPリピータのstoneのWindows版は、OpenSSL 0.98なので、TLSv1までしか対応できていない。
ソース上では、TLSv1.2の対応が出来ているようで、cygwinでは
$ make TARGET=stone ssl_stone
で、TLSv1.2対応版が出来た。しかし、こいつはWindowsサービスに対応してない。
CVS レポジトリの最新版 stone.c は TLS1.2 に対応しております。
http://ja.osdn.net/cvs/view/stone/stone/stone.c?view=log
VisualC++ の場合は、
nmake win-svc
などと実行すればビルドできます。この場合、regex.h ではなく pcreposix.h
が参照されます。
PCRE は http://www.pcre.org/ からダウンロードできます。
[http://www.gcd.org/blog/2011/06/806/#postcommentより引用]
との事なので、やってみる。
無料のVisual Studio Express2017をダウンロードして来たけど、C++やC#だけじゃなくて、TypeScriptだのPythonだのが有って、フットプリントも軽く5Gとかで、何入れて良いのか良く分からない。
なんとか、clとnmakeは入ったけど、nmakeが始まるとwmcが無いと言われて、mrcと共にどこにあるのか分からず、止まっている
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