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2007-05-07(Mon) 親のマシン壊れる [長年日記]

親のマシン壊れる

「コンピュータが起動できなくなくって契約書が作れなくて困っている」という連絡をうけて、マシンを見に行くと

1. 電源をいれてもなかなか起動しない。何十回かリトライすると起動する。

2. しかし、Windows2000の起動中に何回か立ち止まり、最後はHard errorでブルースクリーンでPanicしてリブート

という現象になっていた。初期の判断は、「1.の方は、昔から数回リトライが必要な事があったので、それが悪化しただけ、2.はハードディスクが壊れた」のだと思って、新しいHDDと、Windows2000はサポート終了したので、WindowsXP Home Edtionのインストールディスク。その他に一太郎12,Office 2000やMozilla(ホームページの編集用に利用している)やThunderbirdを持ってハードディスクの入れ換えをトライ

ハードディスクを入れ換えて起動したがWindowsXPのインストールCDがブートしない!

早速、対策してWindowsXPのインストールに入ったら、どうも様子がおかしい。

インストールCDがブートしないのだ、ためしに以前は出来たWindows2000のインストールもやってみようとするが、うまくいかない。

よーく起動シーケンスをみていると、『CPUが1個しか認識されていない!』このマシンは、Abit BP6という、「Dual CPUをサポートしていないセレロンで、Dual CPUが出来る」とか、「300MHzのCPUが400MHzで動くようにオーバークロックできる」とかで有名なマシンで、昔のおうちサーバだったので、暑い夏でも24時間安定動作ができるように、はじめから純正インテル400MHz CPUでオーバークロックはしていないものの、Dualセレロンにはなっているので、CPUは2個のハズ

なんだかAbit BP6マザーが死んでいる

そんなことで、どうやら動かなくなった原因は、ハードディスクではなくてマザーボードの故障らしい事が判明。

あとで良く見てみるとCPUの近くに沢山並んでいる電解コンデンサーの足元に茶色い液体が出て渇いた後が付いていました。寿命でひとつづつ電解コンデンサーがバンクしていたのかもしれません。

昔ならここでマザーボードの電解コンデンサーの付け変えをするんだろうけど、もう歳だしマザーボードのような細かいところをハンダ付けする道具もないので、このマザーボードともおわかれですね。2万円のCPU 2個 + 1万5千円マザーボード + 価格忘れたPC100メモリ(256MB+?MB+32MB)でしたが、最後のBIOS updateが2000年5月22日 RUなので、その一年蔵前の1999年に購入したとして、8年くらい運用したので、元は取っているかな?

さて新しいマザーでシステム再インストールだ、まずはハード組み立て

マザーボードが壊れてしまったので、新しいマザーボードと入れ換えることにした。新しいマザーボードは、2002年の夏頃にケースなど一式をソフマップで買ったインテルのD845GBV CPUは、Pentium 4 2.4GHz B (Hyper Threadは未対応)

このマザーボードを買ったのは、ついこの間のような気がしていましたが、5年も前のことですね。今のおうちサーバの64bit君は、2005年12月に購入したので、Linux 64bit化のために手間取って運用まで半年くらいかかったので、あんまり利用していない気がするけど、もう勝手からは1年半近く経っているんですね〜)

Pentium2世代からPentium4世代への以降なので、メモリはもちろん電源も移行はできない。ISDN接続なのでモデムはFAX送信用だったけど、PCからのFAX送信は利用していないのでいらないし、音源はD845GBVはマザーボードに内蔵なのであまり問題にならないけど、古いマザーボードには、モデムとか音源とかの拡張ボードはISAで刺さっていたので、これらも利用は出来ない。

というわけで、古い部品が利用できたのは、ケース・ハードディスク(24GB-HDDをOSインストール用に新規追加して、10GB-HDDと1.7GB-HDDを追加。500MB-HDD二台は御隠居)・CD-RW(CD-R Write4倍速?)だけ、電源とCPUとメモリが付いたマザーボードをケースから入れ換えて組む。

WindowsXP Home Edtionをインストール

さてハード構成が出来た所で、OSのインストール一回目はBIOS設定でSuspend modeをS3(深いスリープ)にしたら、ハードの認識中に「The file acpi.sys is corrupted.」と出て失敗。二回目はBIOS設定をS1にしてハード認識はパスしたんだけど、余りにも時間がかかっていたので、ディスプレイ・キーボード切替器で他のマシンに入って仕事していたんだけど、切替え戻してもキーが入力できなくって再トライになってしまった。

ここで、古いCD-ROMドライブだと、すごい時間が掛かることが分かって、48倍速CD-ROM Readのドライブでインストールリトライ、いままで1時間近く掛かっていたハードの認識が一瞬で終わる。(そりゃCD-ROM読み込み速度がx10だから…)

手間取りながらもOSのインストールが終わって、やっとWindowsXPが起動できたと思ったら、Displayは640x480 4色だし、ネットワークも音源も利用できず。

ドライバーをインストールする順番 (850 / 845 / 830 / 820 / 815 / 810 搭載ボード)」なんて注意も有るけど、WindowsXPならばそれなりのドライバーが入っているらしいので、「インテル デスクトップ・ボード D845GBV OS: Windows* XP Home」から、まずはネットワークドライバーをダウンロードしてきてUSBストレージにいれてインストール

残りのDisplayドライバーとか音源ドライバーはネットワークからインストールしてなんとか、1024x768に画面はなったけど、音は何故か鳴らず(;_;)

アプリケーションもインストール

契約書を作る一太郎、管理表をするためのエクセルなどをインストール。Home Page編集用のMozillaと、メールのThunderbirdもインストール。

Moziilaの出版の設定や、Thunderbirdのメール設定やローカルファイルを移行するために古いDiskの

C:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Thunderbird\Profiles\英数字+default

をコピーしてきて済ませた。ATOKのユーザー学習情報などは、どこに有るか分からないので諦め…

Mozillaは、2006年4月の1.7.13でサポート終了ということ、でもHTML編集にはComposerが必要なのでインストールした。ただしブラウザとしてはMozillaは使わないようにFirefoxもインストールしておいた。

ISDNターミナルアタプタNM128 プリンタCanon BJ-220JCIIの設定

こられはハードをつないでから設定しようと思ったけど、おうちで先にインストールできそうなので手動でインストール。NM128のドライバーはWindows95から変わらない.infでインストールできた。プリンターは名称がJSIIかJCIIか悩んだけど、JCIIで勝負にでたらあたりだった。

これでなんとか、以降完了。ハード解体-組み立て開始の18時頃から完成11時頃まで掛かったので、17時間の作業。慎重を要したのは、母でも使えるように色々設定して簡単にHome Page更新が出来るようにしたりしているアプリケーションの設定。OSのインストールに手間どらなければ、もう少し短い時間で終わったかな〜

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