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2005-08-26(Fri) [長年日記]

[Debian] Debain 3.1(sarge)でMailmanが配信されていない!

ふと気がついたら、Mailmanでのメイリングリスト配信がされていない事に気がついた。

調べていて

Mailman は全てのメール配送に "qrunner" と呼ばれるプロセスを使います. $prefix に移動して, 次のコマンドを実行することで qrunner を起動する必要があります:

[10 Mailman の qrunner を起動するより引用]

ということなので、

# /etc/init.d/mailman start

としてみると、サイト全体のメーリングリストmailmanが無いとエラーが出てqrunnerが起動していなかった。そこで、「GNU Mailman - インストールマニュアル」にもとづいて見直しを行った。

# cd /var/lib/mailman/

# bin/check_perms -- あちこちのパーミッションがまずいらしい

# bin/check_perms -f -- 修正する。

また、日本語化の残骸で/etc/mail/mm_cfg.pyにDELIVERY_MODULE 設定変数の設定がしてあったが、

Warning: Sendmail メールサーバを使うとき, mm_cfg.py の中に DELIVERY_MODULE 設定変数として Sendmail を入れたいと思うかもしれませんが, そうしてはいけません. Sendmail.py のモジュール名は間違って付けられています. デフォルトの SMTPDirect.py で使う SMTP 方式に対して, コマンドラインでメッセージを渡す方式を表しています. Sendmail.py ファイルには既知のセキュリティホールがあり概念的可能性を証明するために提供されています

[6.3 Sendmail メールサーバを使う場合より引用]

ということなので、Defaultに戻すために消した。

mailman.mcによるsendmailとの統合は、Debianではmailman.mcが見つからないので/etc/aliasでの運用で続ける事にした。

さて、サイト全体のメーリングリストmailmanの作成

# su list

% bin/newlist mailman

% bin/config_list -i data/sitelist.cfg mailman

ここで、mailaliasに-subscribeなど増えている事に気がついたので、既存の名リングリストの分も追記しておいた。

以上で、無事に /etc/init.d/mailman startが出来てメイルの配信がされるようになった。あと、もう4年も変更していないサイトパスワードをbin/mmsitepassコマンドをりようして更新しておいた。

さらにMailman 2.1以降は国際化されているそうで、いままでブラウザから見ると化け化けだったアーカイブも、ちゃんと見えるようになった。

新しいバージョンでは、いままでコマンドだったのが、http://my.dom.ain/mailman/createで新しいメイリングリストを作成できるようになっている。

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