駅や電車内のマナーに関するアンケートで迷惑行為の1位になったのは「荷物の持ち方・置き方」だった(U-taka/PIXTA) 満員電車の中でリュックサックを肩からかけたり背負ったりすることが、自分では気づかないうちに周囲の乗客の迷惑になることがある。ビジネスシーンにマッチする「ビジネスリュック」が人気を集めるにつれ、この「背負いリュック」を迷惑に感じる人も増えている。 全国72社の私鉄が加盟する日本民営鉄道協会(民鉄協)が12月20日に発表した「駅と電車内の迷惑行為ランキング」によれば、1位は「荷物の持ち方
10月から東急電鉄の「AI保守管理」実験に着手した。米国で育てた上水道配管の経年劣化予測プログラムが活躍の範囲を広げていく。今に満足してはいけない。「次」へ進もうとする強い意志こそが、新たな成長につながるのだから。
関西国際空港と、関空島と対岸を結ぶ連絡橋は、所有者や運営者が複数の企業・団体にまたがっているのが特徴だ。関空の民間への運営権売却(平成28年)や道路公団民営化(17年)が背景にあり、複雑な権利関係が迅速な復旧や今後の防災対策工事のネックになりかねない。全国の公共施設では、インフラ施設の運営権を民間事業者に売却する「コンセッション方式」が進むが、その弱点が顕在化した形となった。 連絡橋の復旧工事については、新関西国際空港株式会社(新関空会社)、JR西日本、南海電気鉄道、西日本高速が協議した結果、鉄道部分は新
2020年東京五輪・パラリンピックに向けた羽田空港の機能強化に伴い、京急電鉄空港線の「羽田空港国内線ターミナル駅」(開業1998年11月)と「羽田空港国際線ターミナル駅」(同2010年10月)の駅名が変更される。各ターミナルの機能に合わせた措置。駅名の選考方法などを巡り鉄道ファンの注目を集めそうだ。【高橋昌紀】 国土交通省によると、羽田空港は20年までに発着回数を年間約4万回増やす。そのため、現在は国内線専用の「第2ターミナル」を国際線にも対応させる一方、「国際線ターミナル」を「第3ターミナル」に再編し、
【ニューデリー=田尾茂樹】日本の新幹線方式を採用し、インド初の高速鉄道建設を進めるインド高速鉄道公社のアチャル・カレ社長が4日、読売新聞のインタビューに応じた。2023年の供用開始を目指す建設計画について、独立75年となる22年8月に合わせて、一部区間を前倒しして開業する方針を明言した。今年中に全区間の土地収用を終えるとしている。 インド初の高速鉄道は西部のムンバイ―アーメダバード間(505キロ・メートル)で計画されている。カレ社長は「独立75年の記念日はインドにとって非常に重要。部分的にでも開業させる」
定刻より数十秒早く電車を発車させたことで、日本の鉄道会社が謝罪した。海外のソーシャルメディア・ユーザーたちの間で話題になっている。
<中国に抵抗するため日本は熱心に推進していたが、軍事政権下のタイの政治状況を嫌い始めた> 日本にとって、タイへの影響力を維持することは、中国に対抗する上での重要課題だったはず。ところが先頃、高速鉄道建設計画で日本とタイの話し合いがまとまらなかったというニュースが流れた。 このニュースはタイでは大きく
現代日本人が生活の中で、最も強く時刻を意識する場面は電車による移動の時かもしれません。出発を告げる発車ベルを聞き、思わず走り出したという経験はだれもがあるでしょう。
では、乗客が安全に乗り降りできるよう、鉄道会社は日本人の時間感覚に合わせて、どのように発車ベルを運用しているのでしょう。時の研究家、織田一朗氏の連載第5回は「『9秒間』に決まった新幹線の発車ベル音の意図とは?」がテーマです。
10秒では「駆け込み」を誘発