間もなく始まる第100回「夏の甲子園」。野球のみならずスポーツ全般を盛り上げる国民的行事だが、その裏には大きな不条理が存在する。橋下徹氏は、こうした“甲子園問題”の改革こそ日本のスポーツ界を改革するための「センターピン」だと喝破する。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(7月31日配信)より、抜粋記事をお届けします――。 (略) スポーツ問題の根源は甲子園にあり! 写真=iStock.com/PeteMuller 甲子園はこれまで徹底的に球児の青春物語を中心とする「きれいごと」
新幹線は子どもたちに絶大な人気を誇る。JR東海が2017年に静岡県にある浜松工場で開いたイベントも大勢の家族連れでにぎわった(撮影:尾形文繁) 「自家用車、飛行機、新幹線、バスをCO2(二酸化炭素)排出量の少ない順に並べ替えてください」「LED(発光ダイオード)照明の導入で車内の消費電力は何%減りますか」。少々とっつきにくい話題であっても、新幹線を題材にすると子供たちの目が輝く。 静岡件の浜名湖のそばを通過する東海道新幹線(写真:tuccy1968a/PIXTA) 先生は新幹線が走っている写真を見せて「こ