これまで、英語教育では文法が「必要か、不要か」という点についてずっと議論されてきました。しかし、「どのような文法が必要か」という点に着目し、アンサーを出した例は寡聞にして知りません。
英語教育の現場で大混乱が起きています。それは、スピーキングテスト導入に関する論争です。日本では、2020年より民間試験を活用したスピーキングテストの実施が公的に決定されましたが、まだ方針が定まっていません。これは異常事態です。
文法は必要か不要か。これは、100年以上にわたって繰り返されてきた議論です。しかし、その長年の議論も21世紀に入った今、ついに決着が付きつつあるように思います。今後は「最小限の文法」という発想になって...
5ラウンド方式は、「聴く」「読む」「音読」「書く」「話す」をぐるぐる繰り返す学習方法だ。