台風20号の影響で北淡震災記念公園(兵庫県淡路市小倉)横の風力発電用の風車が倒壊した事故。現在、設置者である淡路市などで原因を調べているが、島内では再生可能エネルギーの活用が積極的に進められ、風力発電は20基以上が設置されている。各市の担当者は再発防止を視野に推移を見守っている。 淡路市商工観光課によると、倒壊した風車は平成14年4月に同公園に隣接する敷地で稼働開始。当初は公園に必要な電力を供給していたが、昨年5月に電気系統が故障し、それ以降は稼働していなかった。 風車は風速60メートルまで耐えられる構造
「今の子どもは軟弱だから、エアコン不要」とは一体……(写真:asu0307 / PIXTA) 7月17日に、愛知県豊田市で小学1年生の児童が熱中症で亡くなりました。各社報道によると、公園で30分ほど昆虫採集をした後、児童たちは教室に戻って教室で休憩していました。ところが、休憩中に意識を失い、救急車で搬送されましたが亡くなりました。かけがえのない子どもを失ったご家族の心情は察するにあまりあるところです。 この教室にエアコンはなく、扇風機が4台設置されていただけとのことです。暑いさなかに公園に出掛けた判断も問
愛知県豊田市の小学校で、小学1年生の男子児童が熱中症で亡くなった。1キロほど離れた公園で「虫捕り」の校外学習をした直後だった。なぜ酷暑にもかかわらず、屋外での授業が行われたのか。学校リスクを研究している名古屋大学の内田良准教授は「『日焼け止め禁止』という学校があるように、教育現場では健康リスクより教育的効果が重視されている。その結果、重篤な事故が起きてしまう」と指摘する――。 2018年7月18日、熱中症とみられる症状で児童38人が救急搬送された宮城県名取市立下増田小学校。午前9時ごろから全校児童が校庭に