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2009-05-02(Sat) linux-image-2.6.26-2にupdate [長年日記]
■ [Debian]linux-image-2.6.26-2にupdate
いつもどおりdebanのパッケージがでたのでaptiudeで普通にインストールしたんだけど、二つ問題が出た(;_;
問題1 ブート時のgrubのメニューに2.6.26-2が出てこない…
これは、BIOSの設定でブート先日sdaとsdbで入れ替えたHDDが古いSATAドライブになっていたのが原因。
∴いままでは古いドライブに入っているカーネルでブートしてました。
問題2 ネットワークカードがeth0ではなくてeth1になった。このためにeth0に仕掛けておいたtsoがoffにならないとか、vmwareが動かないとか、問題出まくり…
これは、はじめは、kernel 1.3の頃にもlp0がlp1になる問題とかあったので、それと同じであきらめるしかないとおもってeth1を使うように設定を直し始めたけど、問題が沢山有りすぎでeth0に直す方法を調べたら
4.6.2. デバイスの整列順序の変更
lenny は、これまでのリリースよりも強固なハードウェア検出機構を特徴としています。しかし、それによってシステム上のデバイス検出順が変わり、それがデバイス名の割り当て順に影響するかもしれません。例えば、2 つの異なるドライバと結び付いた 2 つのネットワークアダプタがある場合、eth0 と eth1 が参照するデバイスは入れ替わるかもしれません。この新しい機構によって、例えば実行中の lenny システムでイーサネットアダプタを交換した場合、新しいアダプタに新しいインタフェース名が割り当てられる、というような現象が発生することに注意してください。
ネットワークデバイスの並び替えを防ぐには、udev のルール、具体的には /etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules[4] を使用します
[Debian GNU/Linux 5.0 (lenny) リリースノートより引用]
というのを発見した。そこで設定ファイルを見てみると
# This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
# program, probably run by the persistent-net-generator.rules rules file.
#
# You can modify it, as long as you keep each rule on a single line.
# PCI device 8086:108b (e1000)
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="net", DRIVERS=="?*", SYSFS{address}=="00:13:d4:ff:ff:ff", NAME="eth0"
# PCI device 0x8086:0x108b (e1000e)
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:13:d4:ff:ff:ff", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth1"
[/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesより引用]
となっていることに気がついた。「e1000eってなに?」と調べてみると
既存のMIRACLE LINUX V4.0の環境に、rpmコマンドやMLUpdater を使用して、MIRACLE LINUX V4.0 SP3以降のkernelをインストールする場合、ネットワークコントローラの種類によっては、ネットワークドライバがe1000から e1000eに変更になるため、対処が必要になります。
[Intel社製ネットワークドライバ(e1000)の変更についてより引用]
という情報があった。どうやら一部のIntel製のNICはドライバーが変わったらしい。
$ lspci
--省略--
02:00.0 Ethernet controller: Intel Corporation 82573V Gigabit Ethernet Controller (Copper) (rev 03)
Subsystem: ASUSTeK Computer Inc. Device 8197
Flags: bus master, fast devsel, latency 0, IRQ 1277
Memory at cffe0000 (32-bit, non-prefetchable) [size=128K]
I/O ports at d800 [size=32]
Capabilities:
Kernel driver in use: e1000e
$ lsmod |grep e1000
e1000e 99468 0
ということで、おうちサーバもドライバーがe1000eになったので、e1000用にeth0が割り当てられているので、eth1になったようだ。
→ということで、ACTIONの意味がよく分からないけど
# This file was automatically generated by the /lib/udev/write_net_rules
# program, probably run by the persistent-net-generator.rules rules file.
#
# You can modify it, as long as you keep each rule on a single line.
# PCI device 8086:108b (e1000)
ACTION=="add", SUBSYSTEM=="net", DRIVERS=="?*", SYSFS{address}=="00:13:d4:ff:ff:ff", NAME="eth1"
# PCI device 0x8086:0x108b (e1000e)
SUBSYSTEM=="net", ACTION=="add", DRIVERS=="?*", ATTR{address}=="00:13:d4:ff:ff:ff", ATTR{type}=="1", KERNEL=="eth*", NAME="eth0"
[/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rulesより引用]
としたら、eth0で使えるようになった。(ほっ)
■ これらの問題でサービス止まってた
11:38~23:08まですべてのWebサービスと多くのメールサービスが止まってた(-_-);
Webでアクセスしにきてくれたり、メールを送ってくれた人、ごめんなさい
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