英ランカスター大学と米ノースウェスト大学、北京大学の研究者からなるチームが、33種類の「CAPTCHA」認証を破るAIベースのツールを開発した。高速に解読でき、大量の学習データを必要とせず、WebマスターがCAPTCHAに手を加えてもすぐに適応できるという。
ソニーは11月13日、ディープラーニングの学習速度で世界最高速(同社調べ)を達成したと発表した。ディープラーニングの認識精度向上のため、学習データのサイズやモデルのパラメータ数が増え、一度の学習に数週間~数カ月かかるケースも出ている中で、学習時間を短縮できる可能性を示したとしている。 AI(人工知能)開発では、さまざまな試行錯誤をする必要があり、学習時間を短縮させることが重要になる。その手段として、複数のGPUを活用した分散学習が注目を集めていたが、GPU数が増えると「一度のデータ処理個数(バッチサイズ)