副業には慎重だった大企業だが、「申請をすればOK」という会社がちらほら出てきた。今後、副業OKの大企業が続出すれば、「副業マーケット」ができあがるわけだが、当の大企業社員たちは、何をすればいいのかわからないし、やりたいこともない、仕事をくれそうな相手もいない、というケースが多いだろう。こういった状況は、大企業社員が持っているスキルを利用したい中堅中小企業にとっては、チャンスかもしれない――。 ※写真はイメージです(写真=iStock.com/UberImages) 「待遇のいい中小企業」なら、人が獲れる
今住んでいる街に引っ越したのは昨年の秋ですが、今年の春になって初めて、自宅のアパートでフリーランスの仕事をするのに市の許可が必要であることを知りました。 在宅ワークに関する規則は市によって異なりますが、そもそも、多くのフリーランサーはそうした規則があることすら気づいていないでしょう。私はフリーランスのライターとして働きはじめてから何度か都市を移動しているので、事業許可が必要なケースがあることは理解していましたが、自宅で働くために市の許可が必要になるとは思っていませんでした。フリーランサーにせよ、会社員の副