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2004-06-25(Fri) [長年日記]

[Grid] private remark: Enterprise Grid Alliance

鈴木さんのblogにEnterprise Grid Alliance (EGA)という商用グリッドに関する業界団体が立ち上がった事が紹介されていた。

画像の説明

Gridは、現状では、すげー沢山の数値計算をスパコンのようにやると言われても「そんな数値計算だけって少ないだろ。ビジネスの業務処理なら沢山あるけど」と思い。

APServer沢山つなげて動的にデプロイして、低負荷の時は少ないマシンで、高負荷の時には沢山のマシンで処理できるなんてどう?と言われると「複数ベンダーで出来ないと結局自分の持っているマシンの中だけでやるのでは規模を大きくできないよなぁ。一応、それらしいのは出てきているけど、まだ柔らかいし、ちゃんと、我々が希望するサービスが出来る共通プラットフォーム仕様が欲しいよな」と感じている。

こんな中で、

グリッド・コンピューティング"という素晴らしい技術革新を、夢物語にしないで着実なものにしたい。

[private remark: Enterprise Grid Allianceより引用]

なんて、熱い思いを書かれてしまうと期待しちゃうよな。私も参加したいけど、単なるサラリーマン・プログラマでは、業務命令でも出てくれない限り何にもできない。出来るのは「がんばってくださいね〜」って言うことぐらい。

このGridの話に限らず鈴木さんのBlog「private remark」には

危険な「Open Source」

WS-I Plenary meeting

インターネット過疎地域

など、考えさせられるエントリーが多いので一読の価値有り。

[Storage]GridにもEMC

興味をそそられたのは、EGA Board of Directorsとして

Erez Ofer, EMC Executive Vice President

[EGA - 業界リーダの声より引用]

と、ストレージのEMCの人が入っていたこと。EMCはVMWare買っちゃったりして、仮想ストレージから仮想サーバに進出しようとしているんだなぁ。

[Java] @IT:連載 役に立つXMLツール集(8) XULとJSFでリッチクライアント 〜XUL編〜 Page 1

Mozillaには、XUL(ずーる:XML User Interface Language)というリッチクライアントを書ける機能があるのをこの記事で知った。ただ、

XULプログラミングには

・構造を定義するのはXUL要素

・スタイルはCSS

・振る舞い(ボタンをクリックしたときの動作など)はJavaScript

・多国語表示はエンティティの参照

・詳細制御と付加情報はRDF(Resource Description Framework)

というルールがあります

[@IT:連載 役に立つXMLツール集(8) XULとJSFでリッチクライアント 〜XUL編〜 Page 2より引用]

ってことで、結局アクションにはJavaScript必要なの、XULもXMLをテキストでバリバリ書かないといけないので、開発ツールが出てこない限り使わないな。(IEでも動かないのが難点だし)

[Java] @IT:Java TIPS − ストアドプロシージャでデータベースアクセスを効率化する

JDBCのCallableStatement使い方の解説。性能でないからって、すぐにストアドプロシージャーにする事が多いですね。

下手に使うとコンポーネントの移植性が低くなるから注意。

[Java] Servletで、CVS形式でダウンロードさせたいとき

response.setContentType("application/octet-stream;charset=Windows-31J");

response.setHeader("Content-Disposition","attachment; filename=db.csv");

[@IT:Java TIPS − データベースの内容をCSV形式でダウンロードするより引用]

ってすると良いらしい。Content-Disposionにattachmentとするのがミソなのね。

[Java] WebCream - Java to HTML converter providing automatic conversion of Swing and AWT to HTML

AWTやSwingで作ったプログラムを、Webコンテナ(Tomcat等)上で動く中継ServletによりHTMLで使えるようになる。おうちで使うならばフリーだし、これって、すごいかも!

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