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2024-09-11(Wed) [長年日記]

ひとりで趣味としてエンジニアをしていると、壁打ち相手がいないことがありますが、生成AIのレビューに助けられています。最近、生成AIを使ったマージリクエストレビューに感動したのでご紹介します。

去年の7月から nfacha/OpenAI-Gitlab-PR-Review: Prototype Gitlab Webook that submits code to OpenAI for review (github.com)を使って、すべてのコミットコードをレビューしてもらっています。

このレビューでDockerfileの更新について指摘がありました。

バグの有無

「そうそう、これビルドしたバイナリが欲しいのでインストールが失敗したらCIが止まるで良いんだよ」と無視しました。

コード差分も出してくれることはありますが、OpenAI-Gitlab-PR-Reviewはレビューコメントとしてバグやセキュリティの観点でメッセージを出すだけなので、小さな指摘はコピー&ペーストするのも面倒です。そんな中で

そんな中で、最近、Codium-ai/pr-agent: 🚀CodiumAI PR-Agent: An AI-Powered 🤖 Tool for Automated Pull Request Analysis, Feedback, Suggestions and More! 💻🔍 (github.com) も入れました。

これには、マージリクエストのコードを改善するため提案をしてくれる機能( Improve )があります。

これはマージリクエストがオープンしたときや「/improve」とコメントしたときにコードの改善提案を出してくれるのですが、これが提案ごとにスレッドを分けてくれることもあり秀逸で便利です。

例えば、

dkms installにパッチ

のような提案もあります。ただし、pr-agentもいつも最適なレビューをしてくれるわけではなく、「分かっているよ。でも早くしたいんだよ」とスレッドをクローズすることもあります。

ただし、pr-agentもいつも最適なレビューをしてくれるわけではなく、例えば同時に出た

ダメな例

のような提案が出てきて「分かっているよ。でも早くしたいんだよ」と緑の丸ボタンでスレッドをクローズすることもあります。

ちなみに、利用しているLLMはGPT-4です。pr-agentはマージリクエストのコメントもすべて見ているので、最初の「バグの有無」も確認していますが、pr-agentが無敵というわけでもないかもしれませんね。

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