速度違反自動取り締まり装置(オービス)によるスピード違反の取り締まりが変わりつつある。これまでは幹線道路にしかなかったが、幅の狭い生活道路でも使える新型の「移動オービス」の導入が各地の警察で進み、近畿では今秋に兵庫、滋賀両県警が運用を始める。日々変わる取り締まり場所をドライバーが予測するのは難しく、違反の抑止効果も期待できるという。 ■神出鬼没 住宅街の歩道に置かれた装置は、大型カメラか道路の測量機器のようにも見える。しかし、制限速度を超えて走る車が近づいてくると、フラッシュが光る。 装置は車の前方からド