「罠」にはまればおカネを喪失、長寿社会を生きていけない(デザイン:池田 梢) 2013年3月20日。たまたま東京に滞在していた北陸地方在住の佐藤凛さん(仮名・37歳)に郵便局員から電話があった。保険契約をしてほしいという。「投薬治療中だから契約できない」と断ったが、その局員は凛さんがかつて作成した損害保険の契約書の署名をなぞり、「佐藤」の名字の印鑑を購入し押印。養老保険の契約書を偽造した。 同29日昼にはその局員が凛さんの自宅を訪れ、凛さんの夫・健一さん(仮名・35歳)にかかわる保険契約を迫った。健一さん
日本郵便が法人向けの郵便物の集荷サービスを6月末に廃止する方針を固めたことが11日、関係者への取材で分かった。宅配便「ゆうパック」の取扱量増加で人手不足が常態化する中、無料で実施してきた郵便物の集荷を継続するのは困難と判断した。同社は既に年明けから、集荷を利用してきた法人顧客にサービス廃止の通知を出しているが、顧客から不満も出そうだ。 「郵便物の集荷見直し等についてのお知らせ(お願い)」と題された通知文書には、「安定的なサービスのための十分な配達員確保に向けた見直しが必要」とした上で「集荷を取りやめさせて
日本郵便は3月1日から、「ゆうパック」配達時に受取人が不在だった場合、再配達の日時指定を受けるまで再配達を行わず、郵便局に荷物を保管する運用を始めた。
日本郵便は、全国に約2万4000カ所の郵便局と約40万人の人員を擁する巨大組織です。そんな日本郵便が、ス…