「Gettyimages」より 地方に住むCさん(81)は、口座を持っている地方銀行Dから貯蓄型の生命保険を勧められた。金融商品も組み込まれた比較的リスクもあるような商品だったため、それを知った息子は、「そんなものを親父に勧めないでくれ。今度、何かあるときには自分を通すように」と、銀行にクギを刺しておいた。 ところが銀行では、「保険が無理なら証券を」とばかりに、定期預金が満期になったとき、銀行にやってきたCさんを同じ建物の階上にあるD銀行系証券会社に連れて行った。証券会社は息子の承諾を得ることもなく、ノッ