[ウィーン/ベルリン 5日 ロイター] - ドイツとオーストリア、イタリアは来週、アフリカからの難民・移民が欧州に渡る経路となっている地中海ルートを遮断する方法について協議する。 ドイツのゼーホーファー内相は5日、ウィーンでオーストリアのクルツ首相と会談した。 クルツ首相は、ドイツとオーストリアはアフリカからの難民・移民流入を抑制するため、玄関口となっているイタリアと協力すると述べた。 その上で「地中海ルートを通じた欧州への不法移民流入に歯止めを掛けるため、同ルートを遮断する措置の導入を目指し、3カ国の内
【写真】ドイツ・ベルリンのキリスト教民主同盟(CDU)本部で、移民問題でホルスト・ゼーホーファー内相と交わした合意について記者会見するアンゲラ・メルケル首相(2018年7月2日撮影)。 【AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル首相が、脆弱(ぜいじゃく)な連立政権を救うための窮地の策として、移民の国内流入抑制に同意したことを受け、欧州連合加盟各国は3日、相次いで反発の声を上げた。ドイツの方針転換により、欧州諸国が難民の受け入れを次々と拒否するドミノ現象が起きる可能性がある。 メルケル首相は、移民問題をめぐり反旗
ドイツのホルスト・ゼーホーファー内相は1日、アンゲラ・メルケル首相の移民対策への不満を理由に内相を辞任する考えを示した。所属政党で、連立政権の一角を占める ...