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2005-01-02(Sun) [長年日記]
■ 不具合追跡のキーワード
「@IT 不具合追跡でよくある間違い」に、不具合追跡時のキーワードが英語付きで載っていたので、メモしておく。
状態(State)と処理方法(Resolution)
不具合が再現したバージョン/ビルド番号(Reproduced Version/Build#)
不具合を解決{する|した}バージョン/ビルド番号(Resolved Version/Build#)
環境(Environment)
深刻度と優先度(Severity/Priority)
再現性(Reproducibility)
再現手順(Steps to Reproduce)
添付資料(Attachments)
回避方法(Workaround)
トリアージ(triage)
この中で、一番重要だと感じたのが最後のトリアージで、
トリアージとはもともと野戦病院で使われていた言葉で、傷病兵の負傷の程度による治療の優先順位を指します。
[不具合追跡でよくある間違いより引用]
という言葉の由来の通り、リリース直前のテストで、もし不良が有った時に修正するかしないかの判断はやはり重要だと思う。「治さない」と判断するのが一番大切。
「開発プロセス再入門(8) page3 ソフトウェアの不具合を追跡するには」にも良い言葉が有った。
処理方法(Resolution)
修正済み(fixed)
再現しない(works for me)
重複(duplicate)
不具合ではない(not a bug)
制限事項(limitation)
第三者のソフトウェアの不具合(third party software bug)
間接的に修正(indirectly fixed)
このバージョンでは修正しない(defer)
修正しない(won't fix)
お蔵入り(obsolete)
情報不足(need more information)
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