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2003-07-22(Tue) [長年日記]
■ [Blog] AmazonがGoogle対策から立ち読みプロジェクト第2段を計画
今日の梅田さんのコラムは、Amazonが、本のサーチもできるようになり
読者登録すれば、掲載からしばらくの間は無償で読めて、時間が経つと有料になる
という事の紹介で、GoogleとAmazonについての考察。
Googleは「Authoritative information」に対して逆バイアスがかかっている(「Authoritative information」を過小評価し「Authoritative information」でないものを過大評価しがちだ)という主張である。
ということらしい。
確かにGoogleでは、ネットワークからの参照がどのくらいあるかで検索時の評価を決めているので、本のようなネットワークにつながっていない情報を過小評価してしまうことは、日々Googleのユーザとして利用している者として同意できる。
Amazonで本の検索や立ち読みができるようになると、そこを補間できて、著者・出版社・Amazon三者がWin-win-winとなれて、ユーザにも便利だと思う。
こういう事を行うのは図書館だと思っていたけど、USだと商業ベースで、行われるのかぁ〜
あと、思うのはGoogleで検索できないのは、「本だけだろうか?ネットワークにつながっていない情報って他に何か有るのではないかなぁ」と思った。
日頃、紙に書いているけど、情報として上げてない物って何だろう。
まず、おもいつくのが町内会の回覧板だけど…
また、マシンで書いているけどpublicにしていない物も有るなぁ。
■ [Blog] Blogにマスコミぐらい期待出来るか?
7月16日の日記で、
個人が別々に情報を集めてBlogで情報発信していくというのは、たしかに面白いけれど、そこに有用な情報があるかは、非常に懐疑的にならざる得ない。
に対して、Yukino's small thoughtsからトラックバックを頂いた。
タイトルは「断片もかけ集めれば」
むろん1カ月かけて発酵させて書く文章の良さはなくなって、反射神経的なやや軽い文章になるが、質より量のよさもかえって出るだろう。
の部分にあるように、Yukinoさん曰く
断片的なものでも、それに肉付けがされて肥大していけば、有用な情報になる
-中略-
TrackBackではある事項に関して様々な場所で語られている物を、次々に繋げられる可能性があります。
ということだけど、わたしの心配の一つは「この量がジャマになるのでは無いか?」です。
有用な情報が有っても、そこに行くまでに、あちこちクリックしていかないといけなくて、そこにたどり着けなくて、必要な情報の周りのいならい情報ばかり取得してしまう状況になるような気がしています。
それが、いまの日本の「日記」や「2ちゃんねる」に有るような気がして、Blogも同じような状況になるのではと…
Yukinoさんは、最後に
今の時点で「懐疑的」とするのも時期尚早ではないかと思います
と書いている。
たしかに、あくまでも、「懐疑的」としてのは、予想なのでこれからBlogに参加する人々によって変わってくるだろうから、「S/N比が下がらないように、みんな頑張ろうね」というのは確かに希望ではありますが…
■ そうそう、こんなリンクも頂きました。
そこには断片の情報しかなくて、そこにある情報が有用である事が少ないと、思うのは気のせいだろうか?”
まったくもって、私の事です。。
やっぱり、日記だから、自分のためであって、他の人のためではないので、他の人の役に立てるために書いてないのだから、当然ですよね〜
たた、ご本人はこう書いているけど、じつは、リンクを頂いてから良く読みにいってるですが「100円ノート」さんの「新しいクリエの情報」とか、エッジな情報多くて、なかなか役にたっているんですが…
梅田さんのコメントの通り「Amazonが読者登録すれば、掲載からしばらくの間は無償で読めて、時間が経つと有料になる」になるというのは、間違いです。英語の部分を、ちゃんと読んでないのバレバレですね。
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いつもトラックバックありがとう。「読者登録すれば、掲載からしばらくの間は無償で読めて、時間が経つと有料になる」というのはニューヨークタイムズの記事取り扱いについてで、Amazonのことではないです。誤解を与えたかもしれないので念の為。