テリーザ・メイ英首相は13日、2022年の次回総選挙の前までに、辞任すると公言した。党首不信任投票を前に与党・保守党議員団に伝えていたことを、初めて公に認めた。
29日、ベルリンで記者会見し、与党党首を辞めると表明するメルケル独首相(EPA時事) 【ベルリン時事】ドイツのメルケル首相(64)は29日、ベルリンで記者会見し、州議選での連敗の責任を取り、与党・キリスト教民主同盟(CDU)の党首を退くと表明した。首相職は2021年の任期満了まで続投する考えだが、その後は公職にも就かず、政界を完全に引退する。 抜群の安定感で、欧州の重しとなってきた「メルケル時代」の幕が下りることになった。欧州の政治への影響は大きい。先が見通せない新たな段階に入ることになる。 大敗を喫した
9月20日に投開票が予定されている自民党総裁選挙は事実上の「首相選び」だ。メディアには論戦の活発化を望む声があふれているが、そもそもこの総裁選は必要なのかという視点が欠けている。プレジデント社の公式メールマガジン「橋下徹の『問題解決の授業』」(9月11日配信)より、抜粋記事をお届けします――。 (略) なぜ安倍さんが首相なのか? それは「顔」として戦った昨年の総選挙で勝ったから 2018年9月10日、自民総裁選/共同記者会見(写真=AFP/時事通信フォト) 安倍晋三首相と石破茂・元自民党幹事長の一騎打ちと
9日投票のマレーシア総選挙は、ナジブ首相(64)の与党連合・国民戦線がマハティール元首相(92)率いる野党連合に敗北を喫する結果となった。マハティール氏は世界最高齢の首脳になる見通し。
マハティール氏は22年間にわたりマレーシアを率いた経験がある。政界を引退していたが、今回の選挙で復帰した。敗れたナジブ氏は政府系ファンド「1MDB」の資金流用疑惑などのスキャンダルに見舞われていた。
ナジブ氏と...
ドイツの第2党、社会民主党(SPD)は4日、党員投票を実施し、メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(同盟)との大連立について承認した。これにより、メルケル首相の4期目に道が開かれた形だ。ドイツでは昨年9月に総選挙が行われたが、過半数を確保した政党が出ず、第1党となった同盟による連立協議は難航していた。
今回のSPDによる投票は46万人超の党員が対象で、賛成は66%、反対は34%だった。...
4カ月の難産の末、SPDと復縁。リベラル女帝はレームダック化、EU盟主も仏と交代か。難民危機がドイツを変えた
政局混迷のドイツでようやく新政権誕生の目途がついた。アンゲラ・メルケル首相が率いるキリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と社会民主党(SPD)は、2月7日に大連立政権樹立へ向けて合意したのだ。
SPDの党員投票で承認されれば、3月には新政権が成立する。だが市民や経済界の反応は冷ややかだ。2017年9月の連邦議会選挙後に4カ月間も政権の不在が続いたのは、第二次世界大戦後初めて。この混乱は「欧州