【ワシントン=黒瀬悦成】米ホワイトハウスは18日、トランプ政権が次期大統領専用機「エアフォースワン」について、2機を計39億ドル(約4400億円)で導入する契約を航空機大手ボーイングと締結したことを明らかにした。2機は2024年までに米政府に引き渡される見通し。 ホワイトハウスによると、現在のエアフォースワンは導入から31年がたち、7年前から更新計画が進められていた。ボーイング社は当初、53億ドルの価格を提示していたが、トランプ大統領は「高過ぎる」と批判して同社に値下げを要求。ホワイトハウスは「14億ドル
「歴史的な瞬間」とも評される史上初の米朝首脳会談。ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、お互いに「土下座」を繰り返し、実現にこぎつけた。だがその結果は日本にとって不利でしかない。米朝会談の結果が出る前に、早稲田大学招聘研究員の渡瀬裕哉氏がプレジデント誌に寄稿した分析記事を、特別にお届けしよう――。 ※本稿は、雑誌「プレジデント」(2018年6月11日発売号)の掲載記事を再編集したものです。 なぜトランプは「首脳会談キャンセル」の賭けに出たのか ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金