ソフトバンクの携帯電話サービスに2018年12月6日午後、大規模な障害が起こった。約3千万回線が日中の4時間半にわたって通話や通信できない異例の事態に陥った。原因は通信の要となる、交換機のソフトの不具合だった。ソフトの異常により認証などの処理が進まず、端末が通信できなくなった。再発防止と信頼回復に向け、通信事業者としての責任が問われる。
大阪府河内長野市職員が、3億円以上もの生活保護費を横領していたという前代未聞の事件が発覚してから5年が経つ。あれから同市は、横領再発防止のために、どんな取り組みをしてきたか。当時を知る職員の説明から感じたのは「人間性弱説」の教訓だった。