[わ]2005-08-20 Debian 3.1(sarge)への道(1)

おうちサーバのバージョンアップは、無事におわりました。

先週の予告どおり、おうちサーバのOSをDebian 3.0(woody)から3.1(sarge)にupgradeしました。
無事にupgradeは完了したのですが、その中では色々有ったので、詳しいバージョンアップについては、Debianのオフィシャルドキュメントであるリリースノートの「Debian GNU/Linux 3.1 (`sarge') リリースノート (Intel x86 用) 第 4 章 - 以前のリリースからアップグレードする」を読んでもらうとして、これから数回は、私がDebianのバージョンアップで出会った事について、エントリーしていきたいと思います。

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Debianのupgradeでは、まず/etc/apt/source.listを書き換えます。ここれは今まで、/woody/となっていたところを/sarge/と書き換えるだけなので簡単です。

次に、# aptitude update で新しいパッケージの情報を取ってきます。これも、先のsource.listでURLを間違えていなければ、いつものことなので成功するでしょう。

そして、 # aptitude upgrade でアップグレードを開始します。 ここでは、設定ファイルを更新しながら、すべてのパッケージで古いバージョンを削除され、新しいバージョンがインストールされます。私の場合、ここで問題が発生しました。

Webサーバとして利用しているApache Web Serverの設定ファイルを手で直していたために、うまく削除が行われなかったのです。
Debianで、Apacheのモジュールを入れ変える時には、apache-modconfコマンドを利用しなければ行けなかったのに、/etc/apache/httpd.confを直接さわっていたのが、問題でした。
httpd.confを修正しながらapache-modconfコマンドを利用して問題を解決しました。
これで、無事にaptitude upgradeが完了しました。

とりあえず、無事にDebian 3.1(sarge)になったようで、新しいバージョンで、BIND(DNS)・Webサーバ・X11などが順調に動き出しました。

この後、sendmailが動いていない事などに気がついたのですが、それらについては次回のエントリーにまわしたいと思います。

 
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このページは、わんこが2005年8月20日 23:55に書いたブログ記事です。

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