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2010-05-29(Sat) mozcを使ってみる [長年日記]

[Mozc][Debian][Ubuntu]mozcを使ってみる

Google 日本語入力がオープンソースになりました」ということで、mozc(もずく)プロジェクトが始まった。

早速、Debian amd64 squeeze(testing)とUnbundu 10.04LTSでパッケージをビルドして使ってみた。

使い方は簡単

$ sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev libprotobuf-dev protobuf-compiler libgtest-dev subversion devscripts debhelper libqt4-dev

$ mkdir mozc

$ cd mozc

$ svn co http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src

という下準備をして

$ cd src

$ svn udpate

$ debuild -uc -us

で、パッケージをビルドすると

・ibus-mozc_0.11.365.102_amd64.deb

・mozc-server_0.11.365.102_amd64.deb

・mozc-utils-gui_0.11.365.102_amd64.deb

という3つのパッケージが出来るので、これらを

# dpkg -i *amd64.deb

でインストールすると、Gnomeの「システム」→「設定」→「iBusの設定」の「インプットメソッド」タブのインプットメソッドの選択のカスケードメニューに「日本語」→「Mozc」が現れるのでね「追加(A)」して、日本語-Mozcを一番上に持ってくるとMozcで漢字入力かできるようになる。

iBusの設定

いろいろ変換してみると

・きょう→2010/5/29

・ばーじょん→Mozc-0.11.365.102

てな感じだけど、英語の資料を作るときにカタカナ英語変換辞書が無いのはつらい。

とりあえず、7,000語程度の「カタカナ英単語 by 山田洋介様 のコンテンツの一部を使用して作成」の重複を排除していれてみた。(重複を排除すると6,217語でMozcには6,215語が登録できた)

しかし、やっばり足りなかったので「google-ime-user-dictionary-ja-en Google日本語入力の和英辞書作成プロジェクトです。主に「カタカナ語英語辞書」の代替辞書作成を目的としています。(EDICT使用)」を入れて使っている。

Mozc辞書ツール

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