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2005-10-30(Sun) [長年日記]
■ 機械は所詮、人が作ったもの
mF247主宰の丸山さんが、人気がありすぎてWebサーバが止まってしまった時の事を以下のように書いている。
人気があるからサーバーがダウンしたので、私はとても気分が良かったのです。(笑)
[丸山茂雄の音楽予報 - mF247 助走開始!!その2より引用]
そうですよね。サーバがあふれるくらい人気があったんだから喜ばなくっちゃいけない。
なんか日本人は機械信仰が厚くて「機械は正しい」っていう勘違いがひどいから、無駄を発生させてしまっているような気がする。そりゃ、Webサイトだって、お店の行列と同じで沢山のお客さんが来たら溢れますよ。たとえ機械でできていてもさ。お店を大きくするのと同じくらい、サーバだって大きくするにはお金かかるし。
よく銀行のシステムが止まると、大騒ぎになるけど、ATMだって数日くらい止まったって良いではないですか、機械に命預けてしまった故に脆弱になっていませんか? 機械は所詮、人が作ったものなのに、作った人を、そこまで信用しちゃっていいんですか?
信用してしまうところに無理があるような気がしませんか?
Webサーバが止まると、提供側はサービスの機会を失ってしまうことになるので、「もうけ損ねた」と騒ぐ事があるだろうけど、お客側が騒ぐようなことではないような気がするんだけどなぁ。
ニューヨークなんかに行くと、ATMも公衆電話も壊れたのたくさんあるけど、みんな動いているのを見つけてなんとかしているし、精密な機械を作りすぎて騒いでいるのは、日本だけじゃないかな。
そんな事を、丸山さんのblogを読んで思った。みんな「サーバ止まるのって、そんな悪いこと?」って自分で反芻してみてほしい。
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