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2004-08-31(Tue) USB-シリアル変換器経由でモデム接続 [長年日記]

USB-シリアル変換器経由でモデム接続

8月2日の日記で、UPSとしてPowercomの


B0000CGNR0

を利用するようにしたと、書いたけど、おうちサーバのマザーボードは、インテルのD845GBVなので、シリアルポートが一つしか無いので、そのポートをUPSに使ってしまうと、モデムが繋げない。そこで、USB-シリアル変換器経由でモデム接続することにした。

※マザーボードは、メモリも2スロットしかないしそろそろ買い替えの時期かなぁ。来年にはデュアルコアにCPUがなるから、それまでは、2.4GHz(B)のCPUを2.8GHzに替えて我慢しておこうかな。メモリを2GBに増やす手もあるけど、いま二枚で1GBだから、増やすには、そのメモリを捨てなきゃならない。

USB-シリアル変換器の選択

ヨドバシカメラに行ったら、8月1日の日記て調べておいた


B00005OG8L

と、


B00008B69D

があった。値段が安い方は、カーネルドライバーにパッチが必要で悩んだけど、結局、カーネルバージョンアップのたびにパッチを当てるのが面倒だと言う事で、価格は高いけどアイオーデータ(IO DATA)の物にした。買って帰ってつないだら、Debian 3.0(WOODY)のhot plugにより自動的に認識して使えるようになった。(カーネルコンパイルしたときに、使いそうだってことでドライバーをモジュールにしておいたからね)

USB-シリアル変換器とモデム

/dev/ttyUSB0に現れるので、それを今までのモデムに使っていた/dev/exmodemにシンボリックリンクして、vgettyの設定は、以前設定していたものを、そのまま流用した。

ボイスモデム!

おうちサーバのモデムは、一時期は流行ったけど今は入手が非常に難しいボイスモデム。56kbpsで接続できるモデム機能と最近の一般的なモデムには必ずついているFAX送受信機能だけではなく、ボイス機能というのがついていて、留守番電話にもなる。

2000年頃に「ヨドバシで見つけたときに、これで最後だな」と思って買っておいたのを今でも使っている。V.90にも対応しているので、現在の最新モデムにも負けないスピードが出るので満足している。

また、Linuxで留守番電話機能を利用するにはvgettyを利用する。これは、普通のダイアルイン(VT100やPPP、もちろんUUCP)接続だけではなく、留守電とFAXでモデム受信ができるようになるソフト。(FAXの送信もsendfaxというソフトで出来る)

さらに留守電内容をWebで確認

おうちサーバでは、、留守電の内容をメイルだけでは無くてWebでも確認できるようにするために、webminを導入した。webminでの留守電管理は、Debainの次期バージョンでサポートになっているので、

libc6_2.3.2.ds1-13_i386.deb

locales_2.3.2.ds1-13_all.deb

mgetty-fax_1.1.30-10_i386.deb

mgetty-voice_1.1.30-10_i386.deb

mgetty_1.1.30-10_i386.deb

libpam-runtime_0.76-22_all.deb

webmin-vgetty_1.150-3_all.deb

webmin_1.150-2_all.deb

を個別に取ってきて、インストール動くようにした。(これをいれちゃうと、自動的にセキュリティパッチが当たらなくなるので注意!)

エピローグ

vgettyは、マザーボードBE6のシリアルに直結していた頃は、良くハングアップしていたけど、USB-シリアル変換器では、まったくそのような事もなく、おうちサーバが留守電として順調に動作していて嬉しい。

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