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2004-08-01(Sun) [長年日記] この日を編集

シリアルポートが足りない

おうちサーバのマザーボードはシリアル(RS-232C)ポートが一つしかないけど、モデムとSPS(無停電装置)をつなげたい。

最近のUPSは、USB接続らしいけど、USB接続のUPSをLinxでサポートしている様子はないので、作戦

1. 留守電用のボイスモデムは、USB→シリアル変換器でシリアルポートに追い出す。

2. オムロンのLinuxをサポートしている無停電電源を使う

参照:【ネットワーク対応自動シャットダウンソフトPA Ver1.12 Linux版】ダウンロード

という作戦をとろうとおもっている。

本当は、もう少し安いUPSを利用したいんだけど、安いのはみんなUSB接続でLinuxでコントロールできないんだよね〜

オムロンの安いUPSの比較

とりあえず、候補にあがるのは


¥16,590B00008B4Y9
 


¥17,430B00005OIQY

の2機種がある。

電池4〜5年と一年は長く、シャットダウンソフト接続ケーブル添付のBX35XFVが買い。

USB→シリアル変換器

ということで探してみた。

linux-2.4.21以降であれば pl2303.o ドライバを組み込むと /dev/ttyUSB0 デバイスとして認識できます。

[USBシリアル変換器 - catより引用]

ってことで、


¥6,699B00005OG8L

が使えるらしい。(USBケーブルが必要ですね)

もうすこし価格を抑えたものなら


¥3,885B0000A41G4

が、

URS-03 を動かしました。 usbmgr.confに以下の内容を追加するだけ。

#URS-03

vendor 0x557 product 0x2008 module usbserial , pl2303

[落人だんな日記より引用]

によると動くらしい。こちらは、USBケーブルが直接でているタイプです。

あと、USB to RS232S Cable US232も、FTDI社のドライバーで動くらしいけど、ちまたには売っていないね。

私の大好きなRATOCの製品


B00008B69D

は、

RATOC の USB Serial Converter REX-USB60 が Linux で使えるようになりました。 Kernel-2.4.20(driver/usb/serial/pl2303.[ch]) のパッチを載せておきます。以下のパッチを適用後、カーネル(モジュール)を再構築し、modprobe pl2303 で使用できるようになります。

[Linuxに挑戦(VAIO C1MRX編)より引用]

で、ちょっと面倒なので却下。


2004-08-02(Mon) [長年日記] この日を編集

UPS更新

結構前から持っていて、1997年頃からおうちサーバようのUPSとして利用してた OMRON BX500IIが、ついに電池がへったってしまって起動できなくなったので、新しいUPSを探していた。

8月1日の日記で、OMRONのUPS


B00005OIQY

がよさそうだったので、ヨドバシに買いに行った。しかし、売場で箱を見て「でかい!」。本体は30cm x 30cm のはずだけど、箱を見て置き場所に困るような気がして、気遅れしてしまった。

それで、結局買ったのは、2003年6月3日の日記の時にニュースで見つけていた、パワーコムのWOW-300S


¥8,877B0000CGNR0

こちらは、「でっかい、コンセント・タップ」という感じで、いままでと同じ置き場所で平気そう。

OMRONのBX35XFVは、350VA/210Wに対して300VA/165Wだけと、所詮は熱いマシン室に置いておくから電池は痛みやすいし、shutdownまでの3分程度おうちサーバを維持できれば良いので、安い値段に惹かれてWOW-300Sにしてしまった。

#機能的には、1ヶ月毎の自動チェックなど、BX35XFVの方が優れているけどね。

ヨドバシだと1万円を越えていたけど、また買い出しに来るのも面倒なので、買ってしまった。

#実はヨドバシに行ったのはビデオカメラを見に行ったので、UPSはそのついで。

#なぜかヨドバシでは、いま調べたAmazonより価格が高かった。高く買った悔しくて、さらにyodobashi.comで確認したら、ここでも少し安くて¥9,420。Webでは取り寄せになっているけど、店頭なら、すぐに手に入ったので、一万円越えてた事に無理矢理納得。

WOW-300SをLinuxで使う

このWOW-300SはRS-232C接続だけど、親戚にはWOW-300U


B0001G8VAE

というUSB接続のものや、監視が出来ないTAP-300もあるので『S』型番であることに注意。

まずは、Windows2000のマシンにつないで、付属のケーブルと付属のソフトUPSMONで動作確認。

つぎは、おうちサーバのDebian 3.0(WOODY)での調査。前からインストールして使っていた、genpowerdに付いているgentestで調べてみる。

% gentest -r /dev/ups

---------------

DTR = Cleared

RTS = Set

CAR = Low ( )

CTS = Low ( )

DSR = Low ( )

RNG = Low ( )

コードをコンセントから抜いても反応無し。

まずは、UPSMONプログラムに付いていたreadmej.docを読むと、どうやらこのソフトは、Pansonic DE-U501ZP2と同じインターフェースで動作するらしい。

DE-U501ZP2の無停電電源装置取扱説明書によると、「付属のケーブルは、UPSMON専用で、Windows200の電源管理のUPSオプションで管理するならは、DE-U5001ZP2CC(黒色)のケーブルを別途お求めください」のこと くわーん

でも、このマニュアルよりUPS側のコネクタの出力が

2pin(停電出力 : 出力 2.0V)

5pin(ローバッテリー : 出力 2.0V)

6pin(バックアップ停止 : 入力 -12.0V 1秒以上のHigh)

4pin(コモン GND) 必ず4pinより2,5,6pinの電圧を高くする事

と言う事が分かった。

とりあえず、添付のコードでLinuxテストしても無駄そうなので、以前のOMRONのUPSで利用していたケーブルで、接続してgentestしてみた。

% gentest -d /dev/ups

とすると、コンセントから抜くとCARがHighになる事を発見。

genpowerの設定

Debian 3.0(WOODY)のUPS設定では、/etc/init.d/genpowerdで、upstypeを設定することによってUPSのタイプを変える事が出来る。OMRON BX500IIでは、upstype=apc1-ntで動いていた。

/usr/share/doc/genpower/genpower.docs.gzで、DTRをSet:0して、CARがHighでshutdown出来るtypeを探した。

apc-linuxが近いけど、Battery CheckのDSRが逆がLowで異常で逆。ソースを調べたら、apc-23Aが近そうだけど、killがST:1なのがいけないのか動かない。

しかたなく、ソースのgenpowerd.hに

/* Powercom WOW-300S by */

{"WOW-300S", {TIOCM_DTR,0}, {TIOCM_RTS,1}, 5, {TIOCM_CAR,1}, {0,0}, {0,0}},

追加してコンパイルして実行すると、ちゃんと動いた。

その後、BX500IIのケーブルは、たぽの日記 IIに有ったので、

UPS 2pin(停電出力) - PC CAR

UPS 5pin(ローバッテリー) - PC CTS

UPS 6pin(停止) - PC RTS

PC DTRをSet(0:pos. voltate)

DTRの出力が、そのまま戻っているPC側のDSRって、なんなんだ?

ということが分かって、low batteryを足して

/* Powercom WOW-300S by */

{"WOW-300S", {TIOCM_DTR,0}, {TIOCM_RTS,1}, 5, {TIOCM_CAR,1}, {TIOCM_CTS,1}, {0,0}},

とした。

Debain testingを使ってみる

コントリビュートするならば、fix済のWOODYでなくてtesting,unstableということで、tesgingのgenpowerdのソースと見ると、WOODYの1.0.1から1.0.4に上がっていて、再コンパイルなしに/etc/genpowerd.confで設定が出来るらしい事を発見。

早速、testingのgenpowrdが前提としているlibc6_2.3.2.ds1-13と共にdownloadしてきて、インストールして来て、/etc/genpowerd.confを

#by takuya

ENABLED=true

UPSTYPE=WOW-300S

# WOW-300S by tkyn

WOW-300S DTR /RTS 2 /CAR /CTS /DSR

と設定して実行。何故か、コンセントにつないでいてもLow Powerでshutdownしに行ってしまう??

# I think good conf is upline but.. below line and gettest was work.

WOW-300S /DTR /RTS 2 /CAR /CTS /DSR

とすると、コンセント抜いてもPower failを検知できず。しかし、何故かgentest -d /dev/upsと同時に動かしていると、Power failが検知出来るようになるので、/etc/init.d/genpowerdで

$genpowerd -c $genconf

echo "."

+ #add by takuya

+ /sbin/gentest -d /dev/ups >/dev/null &

;;

として、なんとか動かしている。 1.0.4ってDTRがコントロールできないみたいだけど何で?

USP WOW-300SをLinux Debian 3.0(WOODY)で運用開始

というわけで、無事におうちサーバのUPSの入れ換えも済んで、停電で5分間は、電池で動いて、そのあと自動shutdownできるようになりました。よかった!

WOW-300Sに付属のケーブルが使えなかったのが落し穴ね〜


2004-08-03(Tue) [長年日記] この日を編集

[Struts] @IT 国際化対応アプリケーションの作成

Strutsでの国際化の対応Webアプリケーションの作り方について端的に説明されている。

マニュアル作成

寿企画/マニュアル制作致します。」は、Windowsアプリケーション(CANDYとか)に強いみたいな会社だと、一月でA4 100page PDF媒体作成で100万円位なかぁ

マニュアル翻訳 ワールドサポート

英語へ翻訳を、マニュアルに限らず、契約書・Webまで何でもこなしてくれるらしい。

日→英200ワードでIT関係だと4,800円〜

[Java] IBM toolkit for MPEG-4

JavaでMPEG4を操作するためのkit (詳細読んでないけどメモ)

[Java] nulabがWEB+DB PRESS連載記事を公開している

このなかで、第2回Jakarta Commons-Netで、commons netを解説しているので、読まなきゃ。

[Java][Tiger] 「Tiger」ことJ2SE 5.0が互換性を分断する?

J2SE 5.0(Tiger)に、「いつ乗り換えるか?」というのは、大問題ですよね。新機能は使えいたけど、移行は大変。しかも、18ヶ月後には J2SE 6.0(Mustang)が出て来ちゃうし…

仕事で、Tigerをつかう製品は、いつ出せるのだろうか? 不安

[Java][JavaMail] JavaMail 1.3.2 Early Access Release

いつのまにか、1.3.2のEAが出ていた。

1.3.1より25のBUG fixと、SSLが全てのプロトコルでサポート(J2SE 1.4要)されたりしている。SMTPのエラーが詳しく出るようになったというのが嬉しいかも。


2004-08-04(Wed) [長年日記] この日を編集

[News][Java] cludescapeオープンソースになる

CNETの記事「IBM to make Java database open source」によると、cludescapeオープンソースになる。コードネーム「Derby」だって。

Cloudescapeは、Full JavaのRDBで、J2EE SDK 1.2/1.3 (J2EE RI)に付属のDBだった。

数年前にIBMに買い取られて、J2EE SDK 1.4からは付属のDBもPointbaseになったんだけど、J2EE 1.2の頃から、EJBするのに使い慣れていたので、PDFでWebで公開されていた日本語のCloudescapeのマニュアルまで持っていて、おうちでのテスト用に良く使っていた。

最近は、おうちサーバMovableTypeするためにPostgreSQLが常時立ち上がっているから、あんまり使わなくなっていたけど、オープンソースになるというならば、使い慣れているし再開する価値有るかも。

[Java] Java profiler YourKit Java Profiler 2.5.2 Released

JavaでCPUとメモリのプロファイルがとれる。IDEとも統合されていてJDeveloper 10gでも使えるらしいから、いちど使ってみたい。

EA版のYourKit 3.0もダウンロードできる。

そうそう、eclipseとも統合できるよ。

[Eclipse] HiberClipse Plugin (Eclipse 2.1.x and Eclipse 3)

Hibernateのeclipseプラグイン。HibernateのDBマッピングをGUIで出来るらしい。

やばいなHibernateやらなきゃいけないかなぁ。


2004-08-05(Thu) [長年日記] この日を編集

[News] Borlandが、Together Designer Community Edition(free版)公開

Borlandのプレスリリース「Press Releases Borland® Introduces Together® Designer Community Edition 」に載っている。

VIA java.net: Borland Together Designer - Community Edition [Jul. 28, 2004]

まだ英語版しか公開されていないけど、UML2.0 UML1.4が使えてRoseのファイルも読めるらしい。安定しないeclipseのUMLプラグインは呆れて、Judeで『竹』からシーケンスダイアグラムを扱えるようになって使っていたけど。

Togetherも前から良さそうだと思っていたので、とりあえず、マニュアルだけでも読んでみるかな。

[WSAD] 米IBMがソフト開発プラットフォームの新機能をデモ,「Eclipse 3.0」をベースにする

JSFやSDOが入るというけど、eclipse 2.1ベースのWSAD 5.1.2でも既に入っているじゃんね。強化されるポイントが知りたい。

[Java] Password Masking in the Java Programming Language

Swingはともかく、コンソールの場合には、バックスペース+アスタリスクで消すというのが技だね。


2004-08-06(Fri) [長年日記] この日を編集

[News] BEAシステムズ、チーフアーキテクトにつづき最高技術責任者が退社 - CNET Japan

JavaOneでも、おなじみの顔のScott Dietzenがいなくなるというのは、BEAちょっと、やばいかもしれないなぁ。栄華を極めたJ2EEサーバであるWebLogicもIBMの総攻撃で、沈みかけだからなぁ。

ちなみに、この記事の

同氏は1988年にBEAがWebLogicを買収した際に同社に入社した

[CNETより引用]

というのは、1998年の間違いだと思う。テンガーが買われてしまった時に、しょっくだったのが1998年だから良く覚えている。

あ〜

He joined BEA when it acquired WebLogic in 1998.

[BEA's chief technology officer says bye-bye | CNET News.comより引用]

と英語の方の記事は19898年になってますね。単なる日本語訳の時のタイプミスですね。

[Linux] Linux用「RealPlayer 10」とオープンソースの「Helix Player 1.0」公開

いまは、RealPlayer8 + 9パッチなので、US Yahoo! BloadBandの中などには、沢山再生できないものがあった。早速、upgredeするか、Debianでの対応を待つか悩みどころ


2004-08-07(Sat) [長年日記] この日を編集

[News] サン、Solaris 10はLinuxアプリも動作可能に--レッドハットを狙い撃ち - CNET Japan

x86用のSolarisの話だったので、すこしがっくり。はじめはSparcかと思ったよ。

しかし、このようなアプローチは、もろばの剣

Linux → Solaris

と誘導するはずが、

Solaris → Linux

となりかねない。 あーでも、Solaris x86ユーザは少ないから、Linux → Solarisしかありえないか。

[Java] 米IBM、JavaデータベースのCloudscapeをオープンソースに - CNET Japan

8月4日の日記でリンクした記事の日本語訳。

一応、歴史として

IBMは、Cloudscapeを1999年に買収したデータベースメーカーInformixを2001年に買収し、Cloudscapeを入手した

[CNETより引用]

を覚えておこう。

Ingresもオープンソースになるみたい。

Computer Associates Internationalがマーケットシェアの低いIngres r3データベースをオープンソースとして公開する予定

[CNETより引用]

でも、その昔、LinuxではしるIngresってC言語で独特のQLのRDBあったけど、その子孫じゃなかったけ? Ingres r3って。先祖がえりするのね。


2004-08-08(Sun) [長年日記] この日を編集

[注目!] impress Direct PC SOFT SQUARE)

おうちのノートの電池がへたってしまったから、頼んでみようかなぁ

新品の電池を買った方が良いかなぁ。

[注目!!] アイ・オー、1層DVD記録が5分台の16倍速DVD±Rドライブ

8倍速のDVD±Rメディアに、16倍速で書けて片面5分代、

DVD±RW 4倍速、CD-R 48倍速、CD-RW 24倍速。読み込み速度はDVD-ROM 16倍速、CD-ROM 48倍速

[Impress PCより引用]

というから、そろそろDVDも使いたくなってきたかな。

CD-Rにバックアップ取るのに、一枚焼くのに3分だったらやる気でたから。DVDもそのくらいになれば、GOOD

省庁発表の統計データを自由に探せる「統計データ・ポータルサイト」

総務庁統計局が出している「統計データ・ポータルサイト」って便利らしい。こういうの役に立つよね。

231282 - [INFO] Web サーバーの負荷テスト ツール

マイクロソフトから、Web サーバーの負荷テスト ツールが提供されているとは知らなかった。ここでは、

・Web Capacity Analysis Tool

・Web Application Stress Tool

・Inetmonitor

が紹介されている。

[注目] ニュース:HP、大手初のLinux搭載ノートPC

HPが、Linuxのノート出すならば買っても良いかも。ノートというとLinux再インストールするのが面倒で、さらに電源制御の設定もしてあげないといけないので、Windowsのままつかっているけど、ノートPCが十万円の現在、WindowsXPのライセンス料金も馬鹿にならないので、Linuxでノートが、ちゃんと走るならば、それの方が良いね。

#って、結局ノートPCは、VNCやX11で、おうちサーバにつないで使うから、WindowsでもLinuxでも関係ない使い方をするから、こういう判断なんだけどね。


2004-08-09(Mon) JBuiler 11でのJSF [長年日記] この日を編集

[News] JBuilder 11試写会

Borland Developer News - Java Edition, July 2004において、BolandがJSFに対応したJBuilder 11のレビューが公開された。

View the sneak previewを見ると、JSFのタグはテキスト編集で、SunのJava Stadio Createrや、IBMのWSAD 5.1.2もちろんJDeveloepr 10gのようなWYSIWSGモドキでない。

ただし、ナビゲーションフローは、Java Stadio Creater並になっていて、ページ遷移がグラフィカルに見えてIBMのWSAD 5.1.2より勝っている(画面遷移が見渡せないような気もするが…)。ちなみにJDeveloper 10gは、face consoleだからWSAD程度ですね。

JBuilder 11で、実現されるJSFについて動画と音声で説明してくれて、非常に良かった。各IDEでも、このような資料が用意されると、そのIDEがどのように動くか分かって良いのにな〜


2004-08-10(Tue) [長年日記] この日を編集

CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:当たり前になったソフトウェア開発のインドへのアウトソース

梅田さんのコラムに、また石黒さんが、ゲストブログしている。

前回の「CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:100万行のソフトの作り方(1)」の時も、熱かったけど、今回も高度な情報を公開してくれている。

今回は、日本でも、もちろんだけど、シリコンバレーでもソフトウェア開発をインドへのアウトソースが、普通に行われていることの紹介。

日本からインドの開発部隊をマネージすると、CMMレベルが高いのはいいけど、それ故に毎週のように英語のレポートが上がってきて、それを日本のコアメンバーと調整していく、やり取りが一番つかれるんだけど、英語の問題が無いシリコンパレーでは、日本からより、ずっと楽にアウトソースできるんだろうな。

インドへのアウトソースのコストについての話では、

コスト削減ができるのは非常にありがたい。大体、人件費換算で、1人分のコストで3人分のリソースが手に入れられる計算になる。

[CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:当たり前になったソフトウェア開発のインドへのアウトソースより引用]

という事で、日本からみたインドのコスト感「日本では一人あたりのコストは1/9といわれているけど、一人あたりの作業量が日本人の1/3なので、コストは1/3」という私の感覚に近い。

といっても、シリコンバレーの方が日本より人件費は高いし、私は、最近インドとの直接のやりとりはないので、私の方の感覚は三年くらい前の物だから、同じ額で比較しているのではないかもしれないけど…

コストパフォーマンス良くインドへのソフトウェア開発のアウトソースを行う方法

ソフトウェアの開発には、コアで難しいところもあるけれど、いつも作っていて、沢山ある簡単な場所も多いから、開発のアウトソースは効率の良い開発に必須。

石黒さんも

当然、最先端のコア技術部分はシリコンバレーのシニアエンジニアがやらないと無理なので、その部分は出せない

[CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:当たり前になったソフトウェア開発のインドへのアウトソースより引用]

と書いていているけど、インドにはコアは出せない。

よく言われる言葉に「全体の2割に8割のコストが掛る」があるけど、残りの8割は簡単だけど、量は多いから、結構多い部分が出せるはず。

ということで、コストダウンのためにアウトソースで重要なのは、以下にコアの部分と、周辺の部分を分けられるような設計と開発方法により、なるべく多くの周辺部分を安いインドにアウトソースできるかが勝負ってこと。

コストダウンに失敗しているプロジェクトは、コアと周辺を分けられていなくて、高度なエンジニアが全体を見なくてはいけなくなってしまっていて、コストアップを招いている。そうならないように注意してプロジェクトを進めないといけない。

と思うのは、最近 100万行クラスのソフトウェアや、50人超のメンバーの面倒を見たりして学んだ事。

インドがソフトウェア開発の中心地になる?

おまけだけど、この石黒さんの記事の中では、

近い将来、ソフトウェアの技術を磨くには、まずインドに行けという時代がくるかもしれない

[CNET Japan Blog - 梅田望夫・英語で読むITトレンド:当たり前になったソフトウェア開発のインドへのアウトソースより引用]

というのが、笑えた。確かに彼らのエネルギーは、すごいものな。

人々がやさしい目をしているインドなら、ソフトウェア開発の中心地になっても良いかと思ってしまった。


2004-08-11(Wed) [長年日記] この日を編集

[Java] Java Technology Concept Map

Javaテクノロジー全体を俯瞰できる。「あーこんな所にこんな技術があるのかぁ〜」って、あまり興味ないと思っていた所に、楽しそうなキーワードを見つけたりした。

[News] リクルート、エンジニアのボーナスが“デジタル景気で前年度10%増! ボーナス平均額66.7万円”と発表

確かに数年ぶりにボーナス上がっていたなぁ。 19%が100万円を超えているのかぁ


2004-08-12(Thu) [長年日記] この日を編集

石原さんのJavaOne 2004レポートJDCに載った」

さすが、毎年JavaOneに行っている石原さん。私のような人間が何が欲しいか分かっていて、「開発者がこの一年で300→420万人に増えた」など、要点よくまとまっている。

順に上げると、以下のような感じ。

そうそう、この記事を読んでいて、JavaWeb Startのワンクリックインストールを、いつも試してみようと思いつつ。大抵はJ2SEがいんすとーるされてしまっているのでやっていないのを思い出した。

あと、スライドにも情報がある。

J2SE 5.0(Tiger)

・J2SE 5.0 Tigerについては、metadata(annotation)・generics, wildcards, ループ、enum, scanning API・JDBCの上位API JDBC RowSets・Monitoring Management 機能の追加・JVM Sharingについて、端的に解説してくれている。

metadataのためのツールaptは、名前だけ紹介されている。

JDICとJDNC

今回のJavaOne2004で発表されて、私も「Desktop向けらしいから後回し」と思っていて名前しかしなかったJDNCとJDICについては

JDesktop Integration Component (JDIC)を使えば、デスクトップ上の複雑なアプリケーション、例えば、ファイル Explore やBrowser, スクリーンセーバー等を容易にクロスプラットフォーム開発することができます

[Sun Enterprise Newsより引用]

JDestkop Network Component(JDNC)は一言で言うと、リッチクライアント版 JavaServer Faces です。(実のところ開発のリーダーは JSF の初代 Spec Lead である Amy Fowler です。)非常にシンプルな xml ファイルを記述するだけでリッチクライアントアプリケーションが作成できるのです。

[Sun Enterprise Newsより引用]

と説明してくれた。JDNCは、xmlをツールで作るのが前提だそうな。

JSF

やっぱりJSFは、次世代JSP/Servletとして注目されているということと、JavaServer Faces Componetsで、JSFコンポーネントを流通させようとしているのも紹介されていた。

EJB 3.0

EBを簡単に書けるようにするPOJOについてと、面倒なJNDIでの呼び出しがDependency Injectionに代わりそうだと言う事の紹介


2004-08-13(Fri) [長年日記] この日を編集

[Java] JBuilder 11改めJBuilder 2005リリース

おっと、8月9日の日記に、JSF対応のデモを見たときにはJBuilder 11ってなっていたのに、正式リリースではJBuilder 2005だってさ。

Together Designer Community Edition

そうそうBorlandで思い出したけど、8月5日の日記で書いた、無料版Together Designer Community Editionだけど、英語版をダウンロードして使ってみたら、メニューの一部などが日本語化されていた。

ソースと連携ができないけど、他のバージョンのTogetherやRoseとも、UMLダイアグラムはデータ交換できるので、なかなか良さそう。

たた、UML 2.0では、シーケンスダイアグラムが対応していないので、とりあえずUML 1.4で使ってみる事にする。

[Java] jvmstatの使い方

jvmstat を使ったパフォーマンス測定」は、日本語で解説されていてGOOD.

[JavaOne] JavaOne 2004 Press Kit

JavaOne 2004 における発表やプレス関連の活動についての詳細の映像・画像が載っている。


2004-08-14(Sat) [長年日記] この日を編集

[J2EE] @IT:JBossでかんたんEJB(2)

XDocletで、Stateless Session Beanの作り方が書いてある。一年前ならXDocletに興味が有ったけど、いまでは興味なし。

[News] NECの新人はインドで鍛える

へぇー NECというと、あんまり海外展開をしていないという感じだけど、インドの利用はしているから、新人をインドで鍛えるような事をするのね〜

航海用恒星

実家に有れば、橋本先生にもらった天測暦があるから、どんな星が有ったか分かるけれど、いま思い出そうとすると、シリウス・カペラ・ベガしか思い出せない。72個とかあったはずなのに。

一部は「海の法規と知識 35回 海のことば(Navigation)」に載っていた。


2004-08-15(Sun) [長年日記] この日を編集

[tDiary] dump format errorが出る

日別の日記を表示するとdump format errorが出てしまうようになっていた。

とりあえず、googleすると「tDairyのキャッシュを消すと良い」って事なので、全部消してみたら、直った。

たぶん、アクセス多重時のロックが甘くてファイルが壊れているんだろうな…


2004-08-16(Mon) [長年日記] この日を編集

[Java] C-JDBC - C-JDBC Japanese Page 日本語

JDBCの層で、DBクラスタの制御をして、信頼性と速度を上げようとする試み。

一度、ダウンロードして使ってみたい。


2004-08-17(Tue) [長年日記] この日を編集

Windows XP SP2ようやくRTMに

えっ、これから二ヶ月掛けてローカライズされて配布だって…

Windwos XP SP2が出てくるのは、二ヵ月後なの〜 それって10月じゃん


2004-08-18(Wed) [長年日記] この日を編集

@IT:.NET Tools:.NETでもEclipseを使ってみる

eclipseでも、pluginによるC#の編集とコンパイルができるようになる紹介

最後のページに書いてあるように、C#のリファクタリングとか、Javaなら出来る有用な機能が無いけどね。



2004-08-20(Fri) [長年日記] この日を編集

[J2EE] メッセージを理解する: J2EE 1.4のメッセージング

J2EE 1.3でのJMS 1.0と、J2EE 1.4のJMS 1.1の違いの解説。

J2EE 1.4では、JMSで一つのConnectionに、一つのSessionという制限がついたけど、

Java Connector Architecture (JCA)仕様の最新版は、JMSプロバイダーがJCAリソース・アダプターとしてインプリメントされる事を提案します。JMSにはオブジェクトが3つ(ConnectionFactory、Connection、そしてSession)あるのに対し、JCAプログラミング・モデルでは、(JDBCと同様に)オブジェクトは2つ(ConnectionFactory と Connection)しかありません。さらに重要な事として、JCAではConnection (JMSではSession)がトランザクションに関連する事です。したがって、JMSで1つ以上のSessionをConnection毎に許可した場合、Connection は事実上1つ以上のトランザクションと関連します

[メッセージを理解する: J2EE 1.4のメッセージングより引用]

だそうな。なるほど!

送り手と受けてをresource-env-refで一つにつなげるのは面倒だったけど、「2つのmessage-destination-refを同一のmessage-destinationにリンクする」事が出来るのは、分かりやすくて良いね。

この記事での紹介されていた。「JMS 1.1のドメイン統合によるメッセージングの簡素化」は、J2EE 1.3のときのJMSでQueueとTopicの二つがあって面倒だったのが、統一されたという話で、分かりやすくてよい。

JMS 1.0.2の時には、結局、Queueしか使っていなかったものねー

[News] 役員の給与は従業員の2倍前後

「大企業の役員平均年収は1800万円弱」って事は、ベンチャーやっていた方が、お金の入りはいいのね〜 たなーか君が、年収二千万は軽いって言ってたし。


2004-08-21(Sat) [長年日記] この日を編集

[J2EE] JJGuidelines

J2EEでソースを書くときのコードコンベンション(スタイルガイド)。名前の付け方から、ANTの使い方までJ2EEで開発するコード書くときに必要な色々なことについてベストプラクティクスを、まとめてくれている。

[J2EE] How To Authenticate a Servlet App with Windows Passwords

WindowsのパスワードをJAASで使う方法の解説。ユーザ管理が面倒なときには良いかも。

[P2P] Project-MARIE-

Winnyみたいにファイル共有をする開発中のP2Pソフト。パスワードにより区別されるクラスタと呼ばれる共有グループ毎にファイル共有が行われる。

Windows用のGUI版と、各種OS用のCUI版が存在する。

VIA 高木浩光@茨城県つくば市 の日記 2004/8/14「キャッシュと嘘とファイル放流」

[MediaWiz] アイ・オー、無線LANを搭載したWMV9対応の「AVeL LinkPlayer」新モデル

Windows Medao VideoをXDviに変えてから見るの結構面倒だし、画質も悪くなりがちだし、そのまま見えるのは便利なので、「Sigma Designs社のデコーダチップ「EM8620L」を採用したことでWindows Media Video 9(WMV9)フォーマットの再生をサポート」というのが嬉しいね。


2004-08-22(Sun) [長年日記] この日を編集

[JDeveloper] How To Use ADF Faces With JDeveloper 10g

ADF Faceは、JDeveloper 10gで利用できるJSF(JavaServer Face)に対応した、 WYSIWYG visual editingで開発ができるADF(Oracle Application Development Framework)のこと、いまはOracle ADF Faces Components, Early Access Release 6が出ている。

List of ADF Faces Components」にあるような、色選択・カレンダー入力・タグ・メニュー・テープルソート・選択解除・ツリーなどのJSFのUI拡張コンポーネントが使えるようになる。

Oracle ADF Faces FAQ」によると、MyFacesでは動作確認されていないが、JSF 1.1(以降)の仕様を満たしている実装なら動くと思われる。

Roadmap for the ADF UIX technology and JavaServer Faces」に書いてあるけど、いままでOracleは、J2EE上で動くXMLベースのOracle独自のADF UIXをWebアプリケーションのユーザインターフェース構築のフレームワークとしていた。それを少しつづJSFベースに移そうとしている最中なので、いまのJDeveloper 10gは、まだADF UIXで、JSFするには、いろいろ手を入れる必要があるので、ちょっと面倒。(将来的にはADF UIXからADF Facesへのコンバータが出来るらしいが…)

参考: Oracle ADF Faces Documentation:Documentation

この中のDevelopment Guidelines for Oracle ADF Faces Applications Using ADF Faces Tablesは、テーブルの例だけど、拡張UIコンポーネントが、ページめくり・フォーマット・ソート・複数選択など、どのくらい拡張されているかが分かる。

[Java] Cloudscape 10.0 Beta

IBMがdeveloper worksで、Cloudscapeのオープンソース版のβが公開し始められたらしい。

[J2SE] J2SE 5.0(Tiger)で利用できるjpsとjinfo

When Java goes bad」によると、jps -lでJVMの一覧が表示できて、jinfo %PID%で、JVMのバージョンや利用しているシステム・プロパティやjarが表示できる。

J2SE 5.0(Tiger)って便利だよな〜 沢山拡張されていて、手元のソースがすぐに全部は移行できそうにないのが悲しい。


2004-08-23(Mon) [長年日記] この日を編集

[News] 東芝ソリューション、「The翻訳インターネットV9.0」発売

うーむ。2バージョン前のV7.0を買って使っているけど、なかなか快適。


6,592円B00013D2Z6

↑の去年の年末に出たV8.0のときから「次はMozillaにも対応するのでは?」って期待していたけど、V9.0でもMozillaには対応していないのね〜

[News] 日本HP、8万円を切るCeleron M搭載A4ノートPC〜9万円台のPentium Mモデルも

「HP Compaq Business Notebook nx9030/CT」シリーズは、ちょっとでっかく(A4)て、重い(2.8kg)のノートPCだけど、Pentium M 715(1.50GHz)で十万円を切っているのは魅力的かも

[Storage] HP、第3四半期決算--ストレージとサーバの問題が足を引っ張る

HPの業績に、ストレージが足を引っ張っているそうだ。確かにHPのストレージではイマイチ元気が無い。IBM,EMCに食われてしまうのかなぁ。

[J2EE] .NETコードをJavaに変換するツール登場

.NETのWebサービスをJ2EEに落とせるツールは、本当にMicrosoftの対抗だね。応援しちゃう

[Eclipse] IBM、EclipseにJREをバンドル

Sunが、J2SEにNetbeans 3.6をつけて来ているから対抗だね。

[Java] J-Domain[CodePrinter]

JavaのソースやXMLファイルをきれいにプリントアウトしてくれるツール。日本語に対応しているのかな?

JavaWebStartなので、ちょっと使ってみるか。

[Java] J-Domain[JDraw]

Javaで書かれたドローイングツール JavaWebStartで起動できるので、ちょっとしたお絵かきには便利


2004-08-24(Tue) [長年日記] この日を編集

Windowsデフォルト共有(管理共有)を停止させる方法

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Lanmanserver\parameters
にAutoShareWksというDWORDを作る

GUIのテストツール

マウスでクリックしていくようなGUI画面(Webアプリケーションも含む)のレギュレッションテストのツールを探している。

@IT:開発プロセス再入門(5)」は、毎回楽しみにして読んでいるけど、この中で、ビルド後のテストツールとして、

自動化された単体テストがあれば、ビルド直後に実行してしまいましょう。JUnitを使うなら、junit/junitreportタスクが利用できます。ほかにも、Mercury WinRunnerやRational Robot、Segue QA Partnerなど、GUIを持つアプリケーションの統合テストを自動化する商用のツールもあります

[@IT:開発プロセス再入門(5)より引用]

が紹介されていた。

前から、「Mercury WinRunner、自動機能テスト」についてはチェックしていたんだけど、評価版とか無いから、どんなものか未だに分かっていない、良い物なのだろうか?

メモ: 「Rational Robot」と「Google 検索: "Segue QA Partner"」もGUIテストツール自動化ツール

BPEL(Business Process Execution Language for Web Services)

メモ: XMLによりWebサービスをつないでワークフロー制御するため記述言語

VIA 2004年夏、大手ベンダのSOAバトル開幕


2004-08-25(Wed) [長年日記] この日を編集

NTPサーバと時刻を合わせる

おうちサーバのDebian 3.0(WOODY)では、ntpdateパッケージをインストールして、今までブート時と、適当な時期に

/etc/init.d/ntpdata restart

することにより時刻を合わせていたけど、夏で暑いからか時刻のずれが大きくなりがちなので、常に時間を合わせるようにすることにした。

Debianサーバ 時計を自動で合せる」を参考に、ntp-simpleパッケージをインストールした。

NTPサーバは、前から/etc/default/ntp-serversに

#NTPSERVERS="clock.nc.fukuoka-u.ac.jp"

NTPSERVERS="ntp2.jst.mfeed.ad.jp"

と書いてあるので、そのまま利用することにする。

次に、NTP関係のコマンドが入っているntpパッケージをインストールして

% ntpq -pn

と出るので上手く動いている模様

[News] 「ちゃんと社内でコミュニケーションをとるように」--英政府が企業に義務付け

いやー、ある特定のメイルだけ同僚に自動転送しようとして、まちがえて全部のメイルを転送にしてしまい。嫁さんからの「かえるよー」メイルまで転送してしまって恥ずかしかったことあるからなぁ

ロンドンで働く全従業員のおよそ4分の1が、「ユーモアのある」メールを同僚に送ったところ、面白さを理解できなかったとして苦情を言われた経験があるという。

[「ちゃんと社内でコミュニケーションをとるように」--英政府が企業に義務付けより引用]

って、これとは、ちょっと違うか。

[News] PostgreSQL 8.0はWindows対応--一般家庭ユーザーの取り込み狙う

あー「前からWindowsで動くじゃん」って思ったらCygwinでうごくのではダメなのかぁ〜

おうちでは、Debian Linux上でPostgrSQLが動いているからWindowsで動くありがたみはないけど、メモしておく。

[Java] NetBeans 4.0 beta is out!

NetBaens 4.0 Bate1で、NetBeans 4.0のβ版のダウンロードが開始された。まだ、J2SE 5.0(Tiger)には対応していない。

[Java] Commons Launcher 1.1 Relase

JavaからShell Scriptを起動できるライブラリーなんていうのが、Jakarta Commons Launcherにあったんだぁ。


2004-08-26(Thu) [長年日記] この日を編集

[Meadow] 漢字インクリメンタルサーチ

漢字のインクリメンタルサーチは、昔はC-sの中でC-Kだったけど、Meadow時代には

C-s の直後にEnterで漢字入力が出来るようになる

C-s の途中ならば、M-eにより漢字を含めた検索文字列の編集が可能

知らなかったので、いつもM-X search-forwardしていたぞ… = インクリメンタルサーチができていなかった(;_;)

VIA Meadow-ML

Block Windows XP Service Pack 2

なんかIBMのソフトがSP2では、ちゃんと動かないというので、探していたら、Windows XP SP2へのWindows updateを ブロックしてくれるソフトがマイクロソフトから出ていた。

米MS,自動更新やWindows UpdateによるXP SP2のダウンロードを制御するツールを公開 : IT Pro ニュース」によると、マイクロソフトは、Download details: Executable to Temporarily Block Delivery of Windows XP SP2 to a PC Through Automatic Updates and Windows Updateを配布していて、こちらは4ヶ月間 SP2に上げるのを止められるらしい。(良いかも!)

なお解除はDownload details: Executable to Un-block Delivery of Windows XP SP2 to a PC Through Automatic Updates and Windows Updateで出来る。

日本の“オタク層”は285万人、市場規模は2,900億円〜野村総研が推計

組み立てPCについて

「インストールしベンチマークが取れたら、翌週には中古ショップで売り抜け、次のパーツを物色する」という「リッチマニア」(主に18歳〜30代に分布)と、「秋葉原電気街の裏通りで、在庫処分の激安パーツや中古パーツを収集」するという「ジャンクマニア」(メインは40代で、15〜18歳にも少数分布)に分類。

[Impress ITより引用]

なんていう分類があるとは知らなかった。 しかし、リッチマニアに対してプアマニアにならずに良かった。

しかし、リッチマニアの方が1.5倍も多いとはビックリだ。


2004-08-27(Fri) [長年日記] この日を編集

米ソフトメーカー、MS Officeメタデータの危険性を警告 - CNET Japan

ふーむ、さっそくMetadata, Content Security: Metadatarisk.orgからMetafindを持ってきて、そこらへんのWordドキュメントを確認してみよう!

[欲しい!!] 「クセロ、暗号化やパスワード設定も可能なPDF作成ソフトを無償配布

へぇ WindowsのプリンタドライバーのPDF作成が無料だって。そりゃ良いわ!


2004-08-28(Sat) [長年日記] この日を編集

[MediaWiz] バッファロー、USB 2.0を装備しWMV9に対応したLinkTheaterの新モデル

アイオーデータだけでなくて、バッファローからもMWV9をサポートした機種を出してきた。

今月の電気ご使用状況

東京電力もWebで料金を確認できるようになった。

[Security] スパイウェアによる情報流出を防ぐ! スパイウェア検出&除去ソフト「Spybot Search & Destroy (スパイボット サーチ アンド デストロイ)」9月3日から販売開始

Spybotって、フリーのを使っていたけど、定義ファイルが最近更新されないと思ったら、有料になったのか。ダウンロードで 3,000円


2004-08-29(Sun) [長年日記] この日を編集

[JSF] java.net: Proposal for Design-Time Metadata for JSF Components [Aug. 26, 2004]

JSF Central - Your JavaServer Faces Community - Community Proposal」に、IDEでJSFするときのメタデータの書き方のプロポーサルが出たらしい。

いまいち内容わかってない(;_;

[Linux] 「事実を知らせよう」--英広告団体がMSの「事実を知ろう」運動に警告 - CNET Japan

Microsoftもやってくれる IBMのzマシンと価格を比べたら、そりゃ安いな。

[欲しい!!] サンディスク、6種類のメモリーカードに対応したPCカードアダプター『SanDisk 6 in 1 PCカードアダプタ』を発売

最近、ビデオカメラPC350を買って、


B0002KV3GS

メモリスティックを読むのに買おうかな。


2004-08-30(Mon) [長年日記] この日を編集

[Struts] 【Jakarta/Apacheウォッチ】Struts次期版1.2の新機能とロードマップ

Struts 1.2の微妙なのは、公開されているソースはStruts 1.2.1だけど、まだStruts 1.2のリリースとなっていない所。Struts 1.1の公開2003年6月から一年以上も経つし、JSFもあるから、段段タイミングを逃しているような気がしてならない。

[JavaOne] BUS-2864(USA,2004) - Java Technology IDE Shootout

JavaOne Onlineに、今年のJavaOneの Javeの統合開発環境(IDE)の比較 セッションBUS-2864(2004,USA)が公開されている。(スライドのPDFは無料で見える)

音声と映像をみるのにはJavaONe Onlineを購読する必要がある$99/年

[Seminer] NSUG 第16回NSUGシンポジウムに川原さん登場

NSUGというと、1991年頃SunOS 4.1用の日本語化したGnuツールのバイナリを配布してくれてありがたかったけど、NUSGが来月シンポジウムを開くセミナーにlooking Grassの川原さんが登場する。

これは知っていたけど、NSUG会員じゃないと、会員の五倍の料金5,000円なのかぁ(もちろん一日のセミナーで、この料金は十分安いが、たまたま聞きたいのが川原さんのセッションだけなので…)

と思っていたら、Sunの樋口さんのblog「Takaaki Higuchi's Weblog」で、blogを読んだら「NSUG会員料金1,000円でOKよ〜」と出ていた。


2004-08-31(Tue) USB-シリアル変換器経由でモデム接続 [長年日記] この日を編集

USB-シリアル変換器経由でモデム接続

8月2日の日記で、UPSとしてPowercomの


B0000CGNR0

を利用するようにしたと、書いたけど、おうちサーバのマザーボードは、インテルのD845GBVなので、シリアルポートが一つしか無いので、そのポートをUPSに使ってしまうと、モデムが繋げない。そこで、USB-シリアル変換器経由でモデム接続することにした。

※マザーボードは、メモリも2スロットしかないしそろそろ買い替えの時期かなぁ。来年にはデュアルコアにCPUがなるから、それまでは、2.4GHz(B)のCPUを2.8GHzに替えて我慢しておこうかな。メモリを2GBに増やす手もあるけど、いま二枚で1GBだから、増やすには、そのメモリを捨てなきゃならない。

USB-シリアル変換器の選択

ヨドバシカメラに行ったら、8月1日の日記て調べておいた


B00005OG8L

と、


B00008B69D

があった。値段が安い方は、カーネルドライバーにパッチが必要で悩んだけど、結局、カーネルバージョンアップのたびにパッチを当てるのが面倒だと言う事で、価格は高いけどアイオーデータ(IO DATA)の物にした。買って帰ってつないだら、Debian 3.0(WOODY)のhot plugにより自動的に認識して使えるようになった。(カーネルコンパイルしたときに、使いそうだってことでドライバーをモジュールにしておいたからね)

USB-シリアル変換器とモデム

/dev/ttyUSB0に現れるので、それを今までのモデムに使っていた/dev/exmodemにシンボリックリンクして、vgettyの設定は、以前設定していたものを、そのまま流用した。

ボイスモデム!

おうちサーバのモデムは、一時期は流行ったけど今は入手が非常に難しいボイスモデム。56kbpsで接続できるモデム機能と最近の一般的なモデムには必ずついているFAX送受信機能だけではなく、ボイス機能というのがついていて、留守番電話にもなる。

2000年頃に「ヨドバシで見つけたときに、これで最後だな」と思って買っておいたのを今でも使っている。V.90にも対応しているので、現在の最新モデムにも負けないスピードが出るので満足している。

また、Linuxで留守番電話機能を利用するにはvgettyを利用する。これは、普通のダイアルイン(VT100やPPP、もちろんUUCP)接続だけではなく、留守電とFAXでモデム受信ができるようになるソフト。(FAXの送信もsendfaxというソフトで出来る)

さらに留守電内容をWebで確認

おうちサーバでは、、留守電の内容をメイルだけでは無くてWebでも確認できるようにするために、webminを導入した。webminでの留守電管理は、Debainの次期バージョンでサポートになっているので、

libc6_2.3.2.ds1-13_i386.deb

locales_2.3.2.ds1-13_all.deb

mgetty-fax_1.1.30-10_i386.deb

mgetty-voice_1.1.30-10_i386.deb

mgetty_1.1.30-10_i386.deb

libpam-runtime_0.76-22_all.deb

webmin-vgetty_1.150-3_all.deb

webmin_1.150-2_all.deb

を個別に取ってきて、インストール動くようにした。(これをいれちゃうと、自動的にセキュリティパッチが当たらなくなるので注意!)

エピローグ

vgettyは、マザーボードBE6のシリアルに直結していた頃は、良くハングアップしていたけど、USB-シリアル変換器では、まったくそのような事もなく、おうちサーバが留守電として順調に動作していて嬉しい。


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